Melody&Rhythm ハムスターMとRの物語 vol.4 | 手稲山・発寒川からの手紙

手稲山・発寒川からの手紙

北海道の野生動物や自然の状況についてなど手書きの絵などによって詳しくお伝えします。

4歳になったリズム-おじいちゃんの自慢

わが家に来てから、冬を3度過し、リズムは4歳になりました。

最初の冬は、電熱入りマットで毎晩ケージを包みました。

翌年からは、電熱マットをやめ、ケージを大きなフタ付きの紙箱に入れ、綿と木屑を与え、リズムに自分で巣を暖かく造らせました。

餌には、毎回、新鮮な野菜を欠かしませんでした。

毎日、1時間の運動をさせました。

リズムが長寿で一生を過せたのは、「私の育て方がうまいからだ」と、おじいちゃんは自慢です。



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↑ケージ越しに見ている



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↑野菜の葉、大好き!



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↑パンジーの花園で遊ぶ



手稲山・発寒川からの手紙
↑シバザクラの花園で遊ぶ



手稲山・発寒川からの手紙
↑ただいま運動中



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↑ムウー、星の眠り




メロディーとリズムは2つの川を流れ、やがて日本海へ

 昨年、雪が消える頃にメロディーが死にました。ハーちゃんたちは、メロディーを入れた小箱に、早咲きのサクラの花びらを敷きつめ、豊平川に流しました。

 庭にパンジーの花が咲き乱れていた今年の6月初旬、長寿のリズムも死にました。

 おじいちゃんたちはメロディーのお弔いを真似て、リズムを入れた小箱に、色とりどりのパンジーの花びらを詰め、発寒川に流しました。

 これら2つの川は、河口近くで合流し、石狩湾に注ぎます。

 日本海の大海原(おおうなばら)で、メロディーとリズムが巡り遭うのは、もうすぐです。



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