「ゲームは1時間と言ったでしょう。」

「何度言えばわかるの?言ったでしょう!」

「お片づけをしなさい。ダメでしょう!」

 

ダメを何回出したら、

子供はあなたの望む行動をとるのでしょう。

 

さあ、実験です。

 

目を閉じて、

あなたは自分の子供になってみて下さい。

あなたが

子供になったあなたに小言を言っています。

 

顔を見てください。

 

どんな顔をして叱っていますか?

 

子供のあなたは、

親のあなたの言う事を聴く気になったでしょうか?

 

ダメなことをやってほしくない時に、

「ダメ!」を何回言っても効果はありません。

 

望ましい行動を伝えてください。

 

1.あなたが望む行動を、状況を明確に伝えてください。

子供を幸せに導く行動ですよ。

あなたが思い通りに動かすことができる

都合の良い子供に作り上げる事ではありません。

 

2.そして、それができるまで待つことです。

「もう、ダメと言ったでしょう!!」とすぐに切れない事。

望む行動を伝え、ひたすら待つ。

 

3.望む行動をしたら、その場でほめる。

感謝の気持ちを伝える。

心から、そう思っていることを伝えることです。

      (子供の心のコーチング 菅原裕子より抜粋)

 

 

私たちも、

怒られて仕事したり、

報酬につられて仕事をしても

長続きしません。

 

共感、感動を共有する仕組みは

子供に対しても同じです。

望ましい未来の姿を描く。

それが出来たときに褒める。

 

そして、

「ありがとう。」

 

人間には、未来を作る力があります。

それを幸せと感じる力もあります。

 

子供と向かい合って、

対決する事より、

同じ方向を向いて、

歩んで行きましょう。

 

「ありがとう」は魔法の言葉です。

 

さあ、

今日も楽しく生きましょう。