ペプシのジョン・スカリが

コカコーラと競っているときに、

ものすごいキャンペーンを行った。

 

ブラインド・テスト。

コカコーラとペプシを

並べてブラインド・テストすると

「なんと75%の人はペプシがおいしいと言いました!」

というのをバンバン宣伝しまくった。

 

コカコーラは、

これはもうたいへんだ。

と、大慌て。

 

いろいろ分析し

「ニュー・コーク」

をつくった。

 

大失敗。

 

ぜんぜん売れないで、

元に戻した。

 

戻すだけじゃかっこ悪いから

「クラシック・コーク」。

 

自伝によると、

ジョン・スカリが

「これやられたらほんとに怖いな」

と思っていたのは、

 

コカコーラがにっこり笑って、

「ブラインドを取ったら100パーセントの人が

 コークを選びました」

ってやることでした。

 

「ブランドを見せなければ、

 多くの人はこっちを選びました」

と、ペプシが宣伝した。

 

その時、

コカコーラが「あーそうですか」

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「でも商標を見せたら

 100パーセントがこちらを選びました」

と宣伝したら、差はもっと大きくなったでしょう。

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ブラインドってそう言うものです。

 

コカコーラは

戦略を誤りました。

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相手の土俵に乗ってしまった。

自分の土俵に乗せた

ジョン・スカリの勝ちです。

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あなたの講座のブランドは何ですか?

 

「受けてくれたら、良さが分かるのだけど。」

と嘆いていても、お客さんは来ません。

 

あなたがNO1のブランドに挑むとしたら、

どんな戦略を描きますか?

 

何を差別化しますか?

さあ、今日も楽しく

生きましょう。