『戦争をしない国』 | 前田文香オフィシャルブログ Powered by Ameba

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昨日眼科の帰り道 


眼帯をした為 予定を返上した私は 




ふと本が読みたくなり本屋さんに立ちよりました






たくさんある中から ふと手にとった一冊


パラパラと捲ると涙が滲んできて


迷わず直ぐ購入して帰りました







戦争や憲法、政治についての難しい書籍は

本屋さんに溢れる程ありますが

全く読む気にはなりません




この本は写真からの海から発するエネルギーもあったのでしょう…


天皇皇室の世界にも特にこれまで興味を抱くこともありませんでしたが


何故か手にとることになりました。







この『戦争をしない国』の著者の矢部宏治氏は


長年に渡り本の編集をされている方で


この本の主人公 現在の明仁天皇そして

共に人生を歩んで来られたら美智子皇后ほど大きな闇を体験しその中でもがき苦しみ、過酷な人生に深い思索を重ねられ

光のような言葉を紡ぎ出すことが出来る方はいないのではと語られてありました。




少し中身を…

*******************



•皇室という平凡とは程遠い行き先を幼い頃から覚悟して歩んでこられた人生


•皇后さまと家族団欒、そして教育だけは誰にも譲らなかったこと(昭和天皇の時代との違い)


•戦争の最中、戦後の日本と共に有る人生


•昭和天皇の時代果たせなかった国民に向けての責任と誓い


•日本の歴史を正しく理解し 
近隣アジア諸国への忘れてはならない深い謝罪への想い


•戦争で多くの命を亡くした日本各地、
日本の委任統治領「南洋諸島」のサイパン
パラオ、またパプアニューギニアなどへ訪問を徹底して実現させていたことへの努力 
他国の兵士や犠牲者へ分け隔てなく慰霊へ手を合わせるひたむきな祈り



•特に酷かった太平洋戦争の沖縄では
慰霊の地でうたわれた『琉歌』(沖縄の形式を使った歌詠み)の響き
 
そして沖縄という日本の犠牲になった特別な小さな島へ忘れてはならない本国からのメッセージ



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著者矢部氏の捉えている天皇の『声なき人々の苦しみに寄り添う』という


日本の象徴 天皇の言葉の背景を深く読みとりながら



日本という国家の在り方 
憲法の背景
他国からの法的トリックに致るまで

色んな文献を交えながら


天皇皇后さまの苦しみの中から生まれる
深い国への平和の願いの本当の意味を汲み取り綴られた内容



未来へ向かう私たち一人一人が最善を尽くしていきましょうと

最後はメッセージされていました。




★★★


天皇皇后さまの人生を想いはかる事など決して出来ることではありませんが…





本当にそれしかないのだと思いました



国のせいだけではいけない



他人ごとではない



自分自身の心の内からでないと



変わって行かないとも、思いました











今一度 



日(ひ)の本(もと)…『日出ずる国』


太陽の昇る国


平和を忘れない 生み出す国であれ



と願ってやみません。








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今宵は満月●


深夜 長い長いブログにお付き合い頂き


今日もありがとうございました蝶々





おやすみなさい。。。