初夏の至仏山 | 前橋山岳会

前橋山岳会

いつも山と一緒に呼吸していたいから

2017年7月11日快晴

至仏山(鳩待峠より山頂往復)

茂木(ひとり)

 

 雲居碇草や至仏山の花畑の観賞に、出かけました。夏の至仏山に登るのは、恥ずかしながら、初めてです。残雪期のようにスムーズに登れるか心配してましたが、コースタイムよりは速く歩くことが出来ました。でも、2時間を切ったあの時代には、戻れませんでした。

小山沢田代から山頂部では、 尾瀬ヶ原、谷川岳、飯豊山とも違う花畑を見ることが出来ました。写真撮りまくりで、ピッチが上がりません。

 

山頂では、国境稜線に釘付けになってしまいました。今日は、日光から谷川まで何とか見渡せ、いつもの山座同定を始めます。利根川源流部は、さらに念を入れてみます。越後沢の右俣、中俣の滝が見えました。カメラのズームを最大(60倍)にすると、流れる水が脈を打って壁を落下しています。見入ります。山頂での、記念撮影の騒音も聞こえなくなり、無我の世界に入り込んでゆく私がいました。

 八海山と越後澤山

 中俣

雲居碇草は、山頂部ではなく、下山中の樹林帯の中で会えました。「また来るか!」とあきらめ始めた時に、道端に咲いていました。色白美人です。

今回は、加藤ハコベの観察を忘れてました。また行こう‼ 山へ‼     (記:もてぎ)