ヘロヘロ | 前橋山岳会

前橋山岳会

いつも山と一緒に呼吸していたいから

  2016/5/1~5/5
 だったり        津久井、上原
G.Wですので春の合宿的山行で北アルプスへ出かけました。

1日・上高地~明神橋~宮川のコル~ヒョウタン池(幕営)
深夜1時過ぎに沢渡に到着、数時間の仮眠で入山。

睡眠不足と曇り空どんよりで気持ちも乗らず早々にヒョウタン池で沢山寝ました。

2日・幕営地~明神岳主峰~Ⅳ峰~前明神沢~岳沢(幕営)
ヒョウタン池幕営組は他2パーティー。

私たちの出発は2番手でしたが、3番手にアッと言う間に追い越され第一階段でビリッけつ。
簡単なルートを嫌うというスゴ技を披露し、修正に時間をかける。
ラクダのコルの気持ちの良い眺めは雪の少なさで見劣りしていました。
そして、核心のバットレスでは重荷に苦戦しすんなり登れませんでしたネ。
主峰では快晴なものの強風で、景色を少し楽しみⅡ峰へ。

Ⅲ~Ⅳ峰の易しいアップダウンでは山々の景観を楽しみつつノンビリムード。
Ⅴ峰へは行かずに前明神沢にドロップイン
って、雪は無し。岩なだれに気をつけながら下りしばらくすると、雪が繋がっていました。
って、暑いんです。
汗だくになりながら下る前明神沢はとてつもなく長いなが~い
足裏のマメを理由に上原に幕営地へ先行する様伝え、私はノンビリ降りる事にしたは
良かったが、もうすでに体力の限界だったようです。
岳沢への登山道に出た所で最後の水を飲み干し、あと少しと思って歩くが思いどおり
身体が動かないのです。シャリバテ食べても復活しない
脱水でした。
意識は確かでした、「あの、石ころまでがんばれ」と繰り返し自分にはっぱをかけるが
足は上らない。「運命を分けたザイル」状態でした。
水の流れる音に敏感になり、心の弱さを感じた時、清水が命を繋いでくれました。
よって、、、、
3日・沈殿ねる 起きれず。I晴れてたのにI

4日・沈殿ZZZ 夜半雨、朝は強風。Iまだ天気良かったのにIII

5日・幕営ブ尾根2600m付近にて敗退~撤収~上高地
 曇りで稜線はガスで見えなかったのにI

よって、敗退III
なんとも、お粗末な結果を残してしまったのです。反省!反省    津久井


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1日目は寝不足でやはりペースが上がりませんでした。
テン場から見える翌日のルートを眺めながら、眠りに着きます。

2日目、第一階段、見た感じはとても易しい。
易しい所を登っていく、はずが、、、
気付くと易しくなくなっている。
何とか乗り越えれたものの、毎度同じことの繰り返し。反省です。
時間も食ってしまい、ヘロヘロに。
バットレスの登りも全く余裕なし!やっとの思いで乗りきります。
クタクタになりながら主峰頂上に着いたときは、気持ち良かったです。
縦走中も視界は良く景色を眺めながら、奥穂高岳が格好いいです。
そして前明神沢。ここからがかなり長く感じました。
近く感じるのに、全然辿り着かない目的地のテン場までの歩きに、かなりやられました。

5日目のコブ尾根、体の調子は万全も天気が悪く敗退。
また狙いたいですね。

天気にも悩まされ、思い通りに行かないものの、やはり山は良いものです。
山行の度に学ぶことはあり、まだまだ成長しなければと感じます。
ありがとうございました!

上原