アバランチトレーニング | 前橋山岳会

前橋山岳会

いつも山と一緒に呼吸していたいから

2015.01.18 雪のち曇
群馬岳連アバランチトレーニング
講師・角田、毛呂   受講者・神垣、上原、他多数

アバランチトレーニングに参加してきました。朝からの雪でしたが多くの人が参加されました。

まずは危険性について説明を受けます。
不安定な積雪、雪崩地形をよく判断。危険性があればそこに人が入らなければ雪崩に巻き込まれない。
もし埋まってしまった場合、15分で生存率が大きく下がる。いかに素早く捜索・救助できるかが重要。





弱層テスト、コンプレッションテストとハンドテストを実際に自分達で試します。

捜索、アナログビーコンでは電波の輪に沿って遠回りに。デジタルビーコンではほぼ真っ直ぐに向かって行くのを実演で見せてもらいます。やはり断然デジタルビーコンの方が早かったです。
プロービング練習では突き刺した時の地面と人との感触の違いも実際に試して感じ取りました。


掘り出し、とても重労働です。大勢いる場合はV時になりスペースを確保しながらみんなで掘り進めて行きます。
ビーコンでの捜索が一番重要視されるが、掘り出しが大切で重労働だと講師の方々が言う通り、掘り出しの重要さ大変さを肌で感じました。

救出後の保温も行いました。あくまで加温ではなく、保温だという点、気を付けます。

最後は捜索から掘り出し、保温までの流れを各班に分かれて行いました。限られた時間で効率的に行動できるようメンバー全員で協力しながら行動出来ました。

内容盛りだくさんでしたが各々がしっかり復習することで身に付いて行くと思います。そのためにもまた今後このような機会があれば参加し、またいろんな場所での経験を積んでいく事が必要だと思います。

上原

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主任講師です。

ん・・・・。
の文章を読む限り、不安が・・・。
1日であの内容は、詰込み過ぎなのはわかっているが・・・。
おさらいをしないとダメかな・・・。

参加者の一般参加者比率が6割
目指す姿に近づいてきている。
公益性、社会貢献活動の充実。

講習終了後、参加者様から御礼の言葉をいただき、握手まで。
講師としても感激いたしました。

今回の読破
「山のこころ」 福田 宏年著
「畦地梅太郎版画集」 畦地 梅太郎著
「可愛い山」 石川 欣一著

つのだ