こんにちはurahaです。
今日は誘惑に負けて
丸亀で鴨南食べてしまいました。
私は下戸です。
妻も下戸です。
しかし最近ちょっとづつワインを飲めるようになってきましたよ。
きっかけは
スペシャリティーコーヒーとBean to Bar チョコレートのマリアージュでした。
ジャムなど入っていないのに口の中が
ベリーの素晴らしい風味で一杯になったのです。
(マリアージュっていいなあ。)と思いました。
マリアージュとなるとやはり気になるのはワインですよね。
まずはデリカテッセン屋でバゲットサンドを買ってから
別の店で国産赤ワインをグラスで買って歩きながら飲んだのです。
チーズの発酵とワインの発酵が素晴らしくマリアージュしました。
国産ワインは果実味が凄くフレッシュなんですね。
(今どきの国産ワインってこんなに旨いの?)
そういえは山岡士郎も
「豆腐とワインに旅をさせちゃいけない。」
と言ってましたね。
それですっかり下戸の夫婦が国産ワインにはまってしまったのです。
下戸ってなんでしたっけ?
アルコールという毒を解毒する能力が低いため
酒が飲めない人のことでしたね。
アルコールって毒だったんです。
ヨガでは
「舌は健康に良いものを美味しいと感じる。」
というそうです。
では何故?
毒であるアルコールを多くの人が美味しいと感じるのでしょう?
私は子供のころから疑問だったのです。
「フグは旨い。」
と言いますが
「本当に旨いのはトラフグだ。」
とも言われています。
そのトラフグは養殖が難しかったそうですよ。
トラフグなどのフグの仲間は
脊椎の自由度が他の魚より低いせいかストレスが多く
そのためか攻撃的な性格なのだと言われています。
ホモサピエンスみたいですね。
狭い水槽に沢山入れると殺し合いを始めてしまったのだそうです。
つまり数が減ってしまってビジネスにならなかったわけです。
トラフグは青酸カリの1000倍の毒性の猛毒テトロドトキシンを持っていることで有名ですが
実は生まれつき毒を持っているわけではないそうです。
トラフグの食べるプランクトンに毒があって徐々に蓄積されるそうです。
何で?わざわざ毒なんか?
毒ってそもそも何でしたっけ?
化学活性が高いモノでしたね。
化学反応を起こしやすい物質という意味ですよね。
化学反応しやすいと何故身体に悪いのでしょう?
人体は化学反応などによって動的平衡を保っているそうですが
もっと化学反応しやすい物質が入ると平衡が崩れてしまうのでしょうね。
その結果健康を害して
最悪死んでしまうのでしょう。
脳は神経可塑性という性質があるそうです。
いつも考えていることに使われる神経ネットワークは
物理的に強化されるということらしいです。
FUPGAみたいですね。
つまり戦争のことばかり考えている人は戦争脳になり
音楽のことばかり考えている人は音楽脳になる
というようなイメージでしょうか?
しかし人生は自分の考えが通用しないことが多々ありますよね。
ストレスによって自分は通用していないことを痛感すると思います。
そんな時は自分の考えを改めたいと思うわけですね。
それなら脳を造り変えると良いのです。
造り変えるにはいったん脳を破壊する必要がありますよね。
そしてそれが緊急な場合もあるわけです。
そんな時人間は自分で毒を作って脳にぶっかけるそうです。
それが脳内麻薬というもので
結果、恐れたり、怒ったり、喜んだり、といった感情が起こっていたようですよ。
現状に対して役立たずであると確信した今までの自分の信念を
脳内麻薬でとりあえず破壊は出来る訳です。
状況にベストマッチングでは無いにしろ
通用しないことが確定した今までの考えと、違う考えにはなるわけです。
このセルフメイドの毒はすぐ吸収分解されるそうですよ。
だから完全に脳が破壊されることなく表面だけを破壊できるのですね。
しかしそれではらちが明かない場合
フグも人も毒を外部から取り入れるのではないでしょうか?
フグは毒のプランクトンを食べ
ひとは毒である酒を飲むのでしょう。
健康には確か3つありましたよね。
肉体的健康
精神的健康
社会的健康
の3つでしたか?
昔ヨーロッパでは
医者はノイローゼにアルコールを処方していたそうですしね。
というか薬といえばアルコールのことだったみたいですよ。
何にでもアルコールを処方していたと
薬の歴史の本に書いてありました。
結果色々な薬物依存の歴史を作ってしまうのです。
・毒には薬としての側面がある。
そして
・薬物依存は金になる
ということに人類がはっきりと気づいたのは
この頃かも知れないですね。
アルコールという毒は
たまに飲むなら
精神的健康に寄与しているようです。
苦味という味覚は本来毒物を感知するためだそうです。
そして人は
小さい頃は甘みを好み
歳を取るにつれ苦味を好むようになります。
つまり毒物を好むようになるわけですね。
それはストレスを緩和し精神的健康に寄与するからなのでしょう。
ヨガで言う
「舌は健康に良いものを美味しいと感じる。」
おっしゃるとおりでしたね。