こんにちはurahaです。
どうして毎週毎週
週末に雪が降るのでしょうね。
妻は歴女です。
そんなわけで若い頃からいくつか有名な城を観に行きました。
大阪城、名古屋城、姫路城、松本城、・・・
みんな立派な天守閣がありました。
私は空手の待ち拳というのを研究しているのですが
待ち拳では構えがとても重要なのです。
しかし単なるブロックなら攻撃拳の人だって使います。
何が違うのでしょう。
「君は前羽の構えの鉄壁の防御は大体出来ているから
そろそろ構えの変化を研究するといい。」
コーチング質問力の高い先生が
私のゆっくり過ぎる成長にとうとうしびれを切らして
ヒントを教えてくれました。
その少し前に私の組手を観た組手が得意な師範が
「待ち拳は、本当に待つんじゃあないんだよ。」
とヒントを教えてくれていたので
2つのヒントを合わせると
”誘い”
を研究したら良いのだと考えました。
組手で竜変の構えを使っていた本部指導員を観ていた先生は
渋い顔で首を横に振っていらしたので
先生のおっしゃる構えの変化とはもう少し微妙な変化のようです。
しかしそれは彼が組手で大きすぎる隙を作っていたから
渋い顔をされたので
私が誘いの構造を知るためには
大きな変化から考えた方が分かりやすいかもしれません。
いやできればもっと大きくて構造の明確な・・・
そんな理由で
私は私で城に興味を持ったのです。
城の勉強を始めたら
天守閣がそびえるゴージャスな城は
城のごく一部それもごく最近のモノだと分かってきました。
城とは
”敵を防ぐために築いた軍事的構築物”
だそうです。
つまりどんなに急ごしらえでも
穴を掘っただけでも
板を立てただけでも
防衛戦目的で作ったモノは城なわけです。
城という字の語源は”土より成る”です。
堀を掘って出た土を盛り上げただけのモノを意味していたようです。
キングダムで王せん将軍が造る山城のイメージですね。
あれが城のスタンダードだったんですね。
「恵那に日本3大山城があるっていうから観に行かない?」と妻
「いいね。行こう。」
そうして来たのが岩村城です。
源頼朝の時代からあるそうですよ。
城下町はとても風情があります。
こんな場所があったんですね。
コロナのせいでちょっと寂しいですが
かなりムードがあります。
穴場ですね。
岩村藩御用達の問屋木村屋さんを見学して
カステラを買いました。
この地のカステラは
すでに長崎でもスペインでも絶滅してしまった
元祖カスティージャ王国のカステラだそうですよ。
KJ法の川喜田二郎氏が言ったように
伝搬した最も遠い所に原型が保存されているのですね。
あれー?
山道を登っていたら本丸にいきなり着いてしまいましたよ。
どうやら道を間違えて裏道からアクセスしてしまったようです。
残念。
次は桜が咲くころにリベンジに来ます。
山城もやはり
空手の構えと同じで
背中の方が手薄のようですね。