こんにちはurahaです。

 

今日も寒いですが

 

少しづつ春が近づいてる気がしますね。

 

 

 

 

 

 

「パパnomaって知ってる?」

 

「うん聞いたことがあるよ。

 

世界一のレストランスペインのエルブジ

 

で修業した人が北欧のデンマークで出したレストランでしょ。

 

発酵調理のブームを起こしたりして

 

現在世界一のレストランと言われてるお店だよね。」

 

「そうそう。

 

そこの姉妹店のINUAっていうところで部門シェフだった人が松本に来てるって。」

 

 

 

早速行ってみました。

 

思い立ったが吉日

 

ディナーだと敷居が高そうですが

 

ランチでハンバーガーを出しているのです。

 

 

 

場所は松本十帖です。

 

松本の町中からほんのわずかに外れた浅間温泉の中にあります。

 

とてもアクセスしやすいですが隠れ家感がある良い処です。

 

前にもおやきを買いがてら本を読みに来たことがあります。

 

超お洒落な図書館のようなスペースになっているのです。

 

 

 

浅間温泉全体もとても風情のある温泉街で何度か来たことがあります。

 

浅間山は全然違うところにありますけど浅間温泉なんですね。

 

とても美味しい鰻の名店やそばの名店もありますよ。

 

 

雰囲気のある街並みからお洒落なエントランスを入ると

 

薪火のグリルダイニング「三六五+二(367)」です。

 

ブックカフェの様な店内の一角で暖炉がパチパチ鳴っていますね。

 

暖炉の手前にグリラーがあってハンバーグを焼いているのが見えます。

 

背の高い白人男性が薪をくべていますよ。

 

この人がnomaの系譜を受け継ぐシェフ

 

クリストファー・ホートンさんでしょう。

 

スーパーナイスバーガーを2つ頼みました。

 

私はスペイン料理人なので以前から

 

スペイン伝統の石窯で肉を焼く店を出したいと思っていました。

 

庭に手造りの石窯を造って研究するほど一時は入れ込んでいました。

 

石窯は遠赤外線で加熱するので肉の芯まで熱が入りやすく

 

肉のジューシーさを理想的に保ったまま焼き上げることが出来るのです。

 

その上薪にいぶされ独特なワイルドな薫香が付きます。

 

石窯パンや石窯ピッツァが美味しいのと全く同じですね。

 

フランスの三ツ星シェフのアランパッサール氏も

 

石窯で焼いた肉が理想と断言していました。

 

どうして?

 

石窯ピッツァの店で肉を焼かないのか謎です。

 

イタリアンではコックとピザ職人は別だからでしょうが

 

もったいない話です。

 

 

そうこうしているうちにハンバーガーが届きました。

 

顎が外れそうなくらい大口を開けてかぶりつくと

 

ワイルドさと繊細さが共存する絶妙な味わいでした。

 

取り合わせのセンスも抜群です。

 

今度はディナーを食べに来ようと思います。