こんにちはurahaです。
今日から仕事初めです。
皆さんはどうでしょうか?
護身術
本当に必要としている人の役に立つでしょうか?
私は中学生の頃
不良に苛められていました。
その頃の自分に今の私だったら何をしてあげたいか?
リアルにそう考えたとき
護身術を教えるって有り得ないなと思うのです。
私も今では多少は護身術と言われるモノも知ってはいますが
空手流派内で自由組手のチャンピオンだった私から見ても
なかなかに使いこなすのはハードルが高いと感じます。
何故なら危険な技が多いからです。
目突き、金蹴り、指折り、etc
自分の中のリミッターを外さないと使えません。
ルールのある格闘技をかなりやっている人が
つまり戦える人が
ルールの外の技を使わなければならない状況で
覚悟を決めて
リミッターを外してそれを使うのが
護身術と呼んでいる技の正体ですよね。
素人に教えてもまず使いこなせません。
ましてやいじめられっ子が使いこなすのは
100%不可能と言って良いと思います。
いじめっ子はリミッターが弱すぎる子が多いような気がしますが
いじめられっ子はリミッターが強すぎる子が多いのです。
暴力はどんな場合でもいけないことだ
とか
反撃したらもっと酷い目に合わされる
とか
自分には反撃する価値が無い
とか
何かしらのリミッターが強く掛かってしまっているのです。
にらみ返すとか
言葉で言い返すとか
手で押し返すとか
ハードルの低い反撃すら出来ない子が
ハードルの高い反撃など出来る訳がないのです。
いじめられっ子に先ず必要な事は
勝つための小手先の技術ではなく
自分でリミッターを外しても良いと知ることでしょう。
親とかTVとかに勝手に掛けられてしまったリミッターなら
取り敢えず壊してしまって良いのです。
その上でリミッターが役に立つなら
自分で外せるリミッターを自分で掛ければ良いのです。
倉庫の鍵と同じです。
倉庫は自分で鍵を掛けたり外したり出来るから役に立つのです。
掛かりっ放しでも外しっ放しでも困るでしょう。
心のリミッターも外したい時に外せなかったら困るのです。
”災害時に食料品がありません。
家族みんな餓死してしまいます。
目の前に食料品店があります。
しかし泥棒はいけない事なのでみんなで立派に餓死しましょう。”
そんなリミッターは災害時は外すのです。
誰の許可が無くても後で誹謗中傷されてもあとで犯罪者になったとしても
自分の判断でリミッターを外すのです。
自分の命よりも
どこかの馬の骨が作ったルールを
上に置いてはいけません。
また今後、したり顔であなたの心に勝手にリミッターを掛けようとする人がいたら
怒るなり距離を置くなりした方が良いでしょう。
自分家の倉庫に隣人が勝手に鍵を掛けたら困るのと同じですね。
暴力は時として必要な事もあります。
正義をかたる法律だって
警察という暴力装置を持っていますよね。
力なき正義はただの無力です。
いじめられっ子がいじめっ子に反撃出来たら
私だったら良くやったね!と喜びます。
そして私の認識ではそれは暴力ではなく武です。
今の風潮はどうなんでしょうか?
それでも暴力はいけないなどと軽々しく言う
羊の群れのような人間にはなりたくないものですね。
反撃をするともっと酷い目に合うかもしれない。
そりゃそうだ。間違いない。
それでも無抵抗を続ければ
イジメは長引き大抵エスカレートして行くものです。
残念ながら、もっともっともっと酷い目に合うのではないでしょうか?
無抵抗の末
片目を失明させられた人や
なぶり殺しにされた人だっているのです。
無事に済む保証などどこにもありませんが
戦う覚悟を決めることを強くお奨めします。
もっと酷い目に合うか
イジメが収束するかの
分かれ目は
より醜く酷いことをして負の連鎖を生むか
毅然とした態度で負の連鎖を断ち切るか
の違いかも知れません。
私の経験では反撃2回目でイジメは終了しました。
自分には反撃する価値があるか無いか?
あるに決まっています。
それが命というものです。
全ての生命は生きるために反撃します。
勝ち負けなど二の次です。
ましてや
美醜や善悪、有能無能、友達の多さ、後々面倒、大人達の都合、立場の違い
そんな価値観は命の価値と比べたら無価値に近いと思います。
どうしても客観的に自分の価値を知りたい人の為に
こんな話を読んだことがあります。
昔、並列コンピューターというものが開発されたとき
1ヶ月のレンタル料が何億円とかしたそうです。
それでも世界中の国家や大企業がこぞってレンタルしたそうです。
人間の脳は誰の脳でもこのスーパーコンピューターより
遥かに桁違いに並列度が高いのだそうです。
あなたも私も人間誰でも
脳というハードウェアの価値だけでも
本当は国家予算を超える価値があるのです。
一方で反撃にはある程度のメンタルの強さは必須でしょう。
これが現実一番のネックと思います。
しかし
これも私の経験ですが
時間を掛ければ何とかなります。
メンタルを強くするにはフィジカルを鍛えるのが極めて有効です。
金もかからず場所も取らない
ありふれた腕立て腹筋スクワットのようなトレーニングで十分です。
筋量など増えても増えなくても良いと思います。
動きなど良くなってもならなくても良いと思います。
ただ自分の意志で自分の身体を動かすだけで良いのです。
自分の心と体を仲良くして下さい。
心は体を
体は心を
大事に思えるようになります。
自分で自分を大事に思えるようになります。
だから
毎日鍛えていれば
(もう嫌だ反撃しよう)
と思える日がいつか来るものです。
私の場合、半年以上掛かりましたが。
反撃は護身術の様な
高度な覚悟を必要とすることは出来なくて良いのです。
突き放すとか
引っ搔くとか
目を逸らさないだけだって良いと思います。
ちなみに私の場合、目を逸らさないは極めて有効でした。
そもそも勝てなくても良いのです。
やっつけれなくても良いのです。
要は戦う姿勢をとっただけで及第点なのです。
それさえできれば私の場合はイジメは消滅しましたし
仮に相手がイジメを続けようとしても
最早喧嘩でしかないのです。
戦える心さえあれば勝てるかどうかは努力と工夫次第です。
スポーツと大して変わりません。
勝てる保証は自分で築くしかありませんが
それは実は相手も同じなのです。