明けましておめでとうございます。
urahaです。
本年も宜しくお願い申し上げます。
大晦日RIZINを観て思った事をつらつらと書きたいと思います。
TVで格闘技観戦をしていたら
解説者が「自信がうんぬん・・・」と言っていました。
それで自分が組手をする時
どういう時に自信があるのだろうと考えてみました。
(勝つべくして勝てるだけのカラクリを造り込んだぞ)と
出来上がったカラクリの完成度を
今
自分が
信じている時に
自信があるのだと思ったのです。
今日のシバター選手と扇久保博正選手が
まさにそのように見受けられました。
シバター選手はワンチャンに賭けているようでした。
そしてそのチャンスを鷹のような目で捉えて
見事に型にはめ一本勝ち勝利したのです。
相手は単なる元チャンピオンではありません。
紛れもなく天才と言える久保優太選手です。
彼の全ての攻撃に短期間で罠を構築するのは困難です。
シバター選手は一つに絞り込んだのでしょう。
それ以外は付き合わず油断させることに徹していました。
弱者が強者に勝つべくして勝てるだけのカラクリの実践。
なかなかお目にかかれるものではありません。
お見事です。
扇久保選手は天才朝倉海選手に判定勝利でしたが
内容は完封でした。
扇久保選手は朝倉選手のあらゆる攻撃技に対する約束組手を
完璧にこなしてきたかのような見事な待ち拳の戦いぶりでした。
ゴング直後のグローブを合わせる時も
カタレプシーを使っています。
勝つべくして勝てるだけのカラクリを造り込んで来たようです。
試合前から自信が顔に溢れていたのです。
この2つの様な武道的な試合が格闘技で観られることは
今までは稀でした。
今年は良い年になりそうですね。