こんにちはurahaです。
鳥そば作ったら予想を超える旨さでした。
松本一本ねぎがいい仕事してました。
前回の続きです。
私は元々、武道と格闘技の違いは反則の有無で考えていました。
”武道は本来反則が無い。
むしろ試合における反則技を中心に戦術を組み立てるが
上達の便宜上ルールのある試合を仮に行なっている。”
くらいに考えていました。
しかしこの考え方ですと武道と軍隊格闘術の違いが上手く説明出来ませんでした。
では武道と軍隊格闘術は同じなのでは?と考えても良かったのですが
何かが違うように感じていたのです。
一体何が違うんでしょうか?
自分なりに考えてみました。
まず軍隊格闘術は時代や指導者によって
大分違う思想の下に作られているように見えます。
例えば稲川義貴氏は
軍人が本人の身も守れるように
軍隊格闘術を作られているように見えます。
武道の流れを汲んでいるのですね。
素晴らしいです。
私が感じた違和感の正体は
太平洋戦争時の軍隊のイメージだと思います。
この時代の軍隊は
生きて帰ってきたら敵前逃亡と見なして
死罪というものだったと
水木しげる氏の自伝漫画で知ったときは
(それではどうやっても生き残れないじゃないか!)
と思いました。
太平洋戦争の戦死者の内訳は
70%以上が餓死と疫病死という統計データもあるようです。
太平洋戦争後に太平洋岸工業ベルトが出来たと学校で習いました。
また外交というマネージメントには3種類あると学校で習いました。
貿易と為替と戦争でしたか?。
太平洋戦争という外交の目的は何だったのでしょうか?
太平洋岸工業ベルトを作るために
仮に太平洋岸一帯の地上げを893に頼んでいたら
100年掛かっても地上げ出来そうにないですね。
当時の軍隊の思想は
生きて帰って来るな。沢山*して来い。
だったと思います。
当然、当時の軍隊格闘術が
軍人本人の身を守れるように出来ている訳が無いでしょう。
攻撃一辺倒のものだったと思われます。
実際、軍隊に採用された武道である柔剣道は
現在でもその悪影響を引きずって攻撃剣攻撃拳一辺倒であり
格闘技化が完成しているように見えます。
戦前にあった実用に耐えるレベルの待ち剣待ち拳は絶滅状態に見えます。
さらには実用に耐えない待ち剣待ち拳が増大し
待ち剣待ち拳の評判を絶望的に落としています。
実戦性を追求する若者は益々待ちを学ばなくなるでしょう。
つまり私は
”一般的には軍隊格闘術は攻撃拳であることが多く
武道は待ち拳である”
と考えているのです。