こんにちはurahaです。

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

今日見た富士山は雲の上にぼんやりと浮かんでいて

 

まさに、霊峰富士という感じでした。

 

 

 

 

十字の構えですね。

 

空手バカ一代の「石より堅い十文字受け。」でお馴染みですね。

 

 

 

しかしどうやらこの構えの目的は

 

受けを強固にすることではなく

 

相手攻撃をキャッチし易くし続く何らかの処理を行い易くすることのようです。

 

 

“十字に組んだ両手で相手の突きや蹴りを挟み付け

 

動きを封じ、関節の逆をとる。”

 

と書いてあります。

 

 

 

 

”十字の構えは中国の少林拳で良く使われた。”

 

 

 

 

 

”武器を持った相手の武器を奪うのに便利だったという。”

 

と書いてあります。

 

十字の構えで挟み

 

立禅によって育まれた本体の応用

 

爬虫類型脊椎波動運動で肩を左右縦回転させると

 

回転モーメントが大きくなるので

 

自分より力の強い相手にも力づくで勝ちやすくなります。

 

輪軸ですね。

対武器に向く構えに

 

自表の構え

開手の構え

十字の構え

 

とあることになりますが

 

自表の構えが腕を切らせて首をを切り易くする

 

開手の構えは中央のガードを厚くし外から振らせてインを取り易くする

 

十字の構えは左右の頸動脈をカバーして正中線を狙わせキャッチし易くする

 

と目的と手段が多様性に富んでいて面白いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大山倍達氏がモデルをされている連続写真では

 

上段突きを外から受け天秤に取ったり

 

上段突きを内から受け引っ立てに取ったりしています。

 

 

 

 

 

 

私は、突きに対しては

 

痛めつける受けで受けきるのが精一杯で

 

捕らえて立ち関節は成功した事がありませんでした。

 

今度からは十字の構えを使ってみようかなと思います。

 

 

 

 

 

 

一時期、私は悩んでいました。

 

私の周りの内弟子や本部指導員や師範代の方々には

 

前蹴りからブラジリアンキックに変化するのが上手い人が多く

 

私は前羽の構えで受けきれなかったのです。

 

前羽の構えの左右の掌の僅かな隙間に

 

ブラジリアンハイの縦回転が入り込んでしまうのです。

 

 

そこで私は考えました。

 

左右の掌の隙間を無くせば良いんじゃないか?と

 

それで十字の構えを使ってみました。

 

バッチリでした。

 

私の周りにはかかと落としの使い手は多くなかったのですが

 

恐らくかかと落としにも有効なのではないでしょうか。

 

 

今回の話は以上です。

 

最後までお読みいただき

 

ありがとうございました。