念願の

 

“続・秘伝極真空手”

大山倍達著

 

が届きました。

 

 

 

 

 10代の頃習っていた空手の先生が所持していて

 

徹底的に大山倍達氏の”円の極意”を研究した本です。

 

私も興味はあったのですが

 

その頃の私には全く手の届く気がしない

 

高度な技術で

 

自分が買ってもしょうがないと思っていました。

 

 

 

 就職の為その空手は辞めてしまいましたが

 

仕事で忙しい中でも

 

常に格闘技の情報を収集していました。

 

 

 30代後半で時間に少しゆとりが出来

 

息子と柔道を始めましたが

 

常に頭の中に空手の”円の極意”への興味がありました。

 

 

 40代で別の空手に通い始めたのですが

 

大山倍達氏の”円の極意”への興味が捨てきれず

 

”前羽の構え“を使って

 

受け技修得目的に絞った自由組手をしていました。

 

なんと運良く

 

2人目の先生も

 

若い頃前羽使いの名手だったのです。

 

その為、適切なコーチングで成長させて頂けました。

 

 

 

 50代後半の今

 

ようやくこの本を理解できるレベルに達したのではないかと思い

 

購入したという訳です。

 

 

 まず驚いたのは

 

大山倍達氏の組手体系です。

 

なんと

 

先制攻撃が無いのです。

 

円の極意が待ち拳なのは知っていましたが

 

 

ケンカ空手を標榜する

 

あの大山倍達氏が

 

御自身の組手の全体系を待ち拳で構成している

 

 

とは想像もしていませんでした。

 

 

 

 

 目次の一部を紹介しますと

 

 

”  第二部 組手

 

   第2章 実戦空手・秘伝

  

    1.円と点

  

    2.心の持ち方

  

    3.目のつけ方

  

    4.間合

  

    5.呼吸

 

   第3章 足による受け、攻め、連続技

  

    1.すね受け

  

    2.膝あげ受け

  

    3.底足外まわし受け

  

    4.底足払いあげ受け

  

    5.足刀蹴あげ受け

  

    6.背足あげ受け

  

    7.背足まわし受け

  

    8.蹴あげ受け

  

    9.まわしすね受け

 

    10.中足払い受け

 

    11.底足あげ受け

 

   第4章 構えとその実戦的活用法

  

    1.天の構え(上段の構え)

   

     a.本体

   

     b.前羽の構え

   

     c.上下の構え

   

     d.猫型の構え

   

     e.開手の構え

   

     f.自表の構え

   

     g.十字の構え

   

     h.丹心の構え

  

    2.字の構え(中段の構え)

   

     a.本体

   

     b.前羽の構え

   

     c.滋恩の構え

   

     d.岩石の構え

   

     e.中堅の構え

   

     f.臥竜の構え

   

     g.中手の構え

   

     h.他心の構え

   

     i.下十字の構え

   

     j.下十拳の構え

  

    3.地の構え(下段の構え)

   

     a.本体

   

     b.無変の構え

   

     c.円征の構え

   

     d.自悟の構え

   

     e.双心の構え

   

     f.東天の構え

 

   第5章 交差法

   

     a.受け攻めの同時法

   

     b.同時打ち

   

     c.流水

   

     d.掛け受けと攻防の連絡技

    

      内ひっかけ崩し

    

      外ひっかけ崩し

    

      掌底おろし崩し

    

      掌底外崩し

    

      弧拳あげ受け

    

      掌底あげ崩し

    

      弧拳おろし崩し

    

      弧拳内崩し

    

      掌底はさみ崩し

    

      掌底あげ崩し

    

      掌底ひき崩し

    

      背刀掛崩し

    

      まわし受け崩し

    

      手刀おろし崩し”

 

以上が第二部 組手の全貌です。

 

 

 私は武道研究の中でも

 

空手の待ち拳を中心に研究しているので

 

本書の構成は大変に嬉しいです。

 

時間をかけて研究したいと思います。

 

 

 今回は以上です。

 

最後までお読み下さり

 

ありがとうございます。