世田谷一家殺害事件で警視庁が新たな犯人像を公表 | 雑感

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世田谷一家殺害事件

(画像はTOKYO MXから)

 

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本日(5月22日)付、読売新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00050072-yom-soci

「東京都世田谷区で2000年12月、会社員宮沢みきおさん(当時44歳)一家4人が殺害された事件で、警視庁は22日、現場に残された遺留品から推測した犯人像をホームページ(HP)で公開した。

犯人が残したヒップバッグの3D画像や動画も新たに作成し、情報提供を呼びかけた。

発表によると、マフラー(長さ130センチ)やヒップバッグのベルトから推測する腰回り(約70~75センチ)から、警視庁は、犯人が事件当時、15~20歳代の細身の人物だったとみている。

マフラーとヒップバッグは生地の一部が摩耗しており、犯人が普段から使っていたと判断した。

ヒップバッグは1995年9月~99年1月、大阪府の業者が35都道府県で計約2850個を販売したうちの一つで、B5判のノートが入る大きさ。マフラーの販売元は不明という。」

 

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今回の発表の肝は、年齢層を若干下げたというところなのでしょうか。

 

以前は推定される犯人の年齢層として、

 

「犯行当時、15歳~35歳」

 

でしたが、今回の発表では、

 

「犯行当時、15歳~20歳代」

 

報道によっては、

 

「犯行当時、15歳~29歳」

 

となっていますので、

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00000047-jij-soci

 

変更の目玉は年齢に関する部分なのかなと。

 

しかし以前と大差ない気が・・・。

 

「捜査本部は若いといわれる年齢層、具体的には10代前半から30代前半ぐらいまでを考えているが、あくまで最有力とみているのがその年齢層ということであり、必ずしもその年齢層だけに限定するものではありません」

 

これぐらい言っておけば十分じゃないか、と思ったりするが、それではダメということなんだろうか。

 

ヒップバッグに蛍光マーカーという話についても、

腰にヒップバッグを巻いて、蛍光マーカー片手に何かの作業をする場合はあるでしょうから、必ずしも、学生が勉強に使ったのだろうとばかりは言えないかと。

 

マフラー、ヒップバッグともに、拾った、貰った、盗んだ、フリマ等で安価で譲り受けたなどの可能性もあるわけで。

 

学生かもしれないであるとか(これも今さら感が・・・)、年齢が30や31というよりは29歳までだろうとか、それがそこまで意味があり改めて発表するようなことなのか、よくはわからないのですが、

 

そういったことをなぜ突然、この時期に発表したのかということは気になります。

 

犯人の目星がついていればいいのですが、難しいのでしょうかね。

 

最新のDNA鑑定技術からの推定年齢、人種配合などの発表も、期待したいところです。

 

 

---------- 以下は5月19日(土)初回アップロード分 ----------

 

 

世田谷一家殺害事件

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180519-00031347-houdouk-soci

18年前、東京・世田谷区で一家4人が殺害された事件で、警視庁は、来週にも「新たな犯人像」を公開することがわかった。(中略) 警視庁は、多くの遺留品の中で、マフラーやヒップバッグの使用された期間などに注目し、推測した犯人の年齢や体格などを、来週にもウェブサイトで公開する。

 

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今日、何気に開いて見たインターネットのニュースで、「世田谷一家殺害事件」「130センチ」という文字が目に飛び込んできて、

 

「身長130cmの人物が逮捕された?!」

 

と、冗談ではなく、一瞬ながら事態がのみ込めず、本当に固まってしまったのですが、

 

よく見たら、「マフラーの長さ」と書いてありました。

 

他のニュースを見ると、今現在警視庁が推定している犯人の年齢は15~22歳、体形は細身であるとか、

 

ヒップバッグに付着していた蛍光染料は蛍光ペンのそれであるとか、そういったことが書かれていました。

 

ただ、以前に警視庁成城署の捜査本部が出していた犯人像は、

 

「15~35歳」

「身長175cm前後(2014年に『170cm前後』に修正)

「ヒップバッグのベルト(83cmに調整)からして細身と推定される」

 

こんなところでしたから、今回の発表のそれは、以前のそれと大差ないかと。(「マフラー130cm」は以前から公表されていました)

 

差があるとすれば、年齢層を35歳から思いきって22歳まで下げた点かと思いますが、

 

18年経ってあえて「15~22歳」と限定したということは、

 

13歳や14歳が除外され、23歳、24歳、25歳~も同様に除外されるという確実な根拠がある、ということなのでしょうか。

 

13歳といえばだいたい中1ですが、中1が犯人なら驚きですが、あり得なくはないと思います。

 

14歳ならなおさらあり得るのではと思いますが、これも何かしらの根拠で排除し、15歳以上としたと。

 

22歳は大学生ならだいたい4年の年ですが、23歳以上は何かしらの根拠で排除すると。

 

ここまでくると、警察には、「犯人はまず間違いなくこの人物だ」というところまでわかっていて、当然その人物の年齢もわかっていて、

 

でもあからさまにおおやけにするのはアレなので、ぼかして「15~22歳」と言っているのかな・・・

 

とも勘ぐってしまうのですが、しかしこの事件は指紋もDNAもとれているので(自分的には偽装ではないという見方)、

 

もし、「犯人はまず間違いなくこの人物だ」という人物が特定できているのであれば、ゴミをあさるなどしてDNAを採取・照合して、さっさと逮捕できるはずと思うのですが、

 

そうはなっていないようなので不思議だなと。

 

犯人が特定できているならともかくとして、特定できていないなら、あまり年齢層を限定しないほうがいいのでは、と思ってしまいますが。

 

「マフラーの長さ130cmは短いので子供のころから使っていたのだろう。毛玉もあるし・・・」

 

とのことですが、マフラーの巻き方は人それぞれで、130cmで十分とするか足りないとするかも、人それぞれだと思いますし、

 

入手方法にしても、拾った、盗んだ、貰った、フリマとかで安く譲り受けた等々、いろんなパターンがあるので、

 

毛玉の短めのマフラーだからこうだろうと、推測するのはいいと思うのですが、

 

それによって狭まった犯人像を、警視庁の公式見解として掲げるというのは、犯人が分かっている(しかし手が出せない状態)ならいいと思うのですが、

 

犯人が分かっていないなら、そこまで限定的なものを公式見解として発表して、大丈夫なのかという気はしました。

 

それと、マフラーやヒップバッグというよりも、DNAがとれているということですし、DNAの鑑定技術も飛躍的に進歩しているとのことなので、

 

2018年現在のDNA鑑定技術で再鑑定して、年齢層、人種配合など、推測できる範囲で公表してみればいいのにと思いますが、どうでしょうか。

 

※追記※

 

「東京都世田谷区で2000年12月に起きた宮沢みきおさん一家4人殺害事件で、警視庁が、現場に残されていたマフラーやヒップバッグなどから、犯人像を『事件当時15~22歳ぐらいの細身の男』に絞ったことが捜査関係者への取材でわかった。 同庁は近く、ホームページ(HP)でこうした情報を公表し、情報提供を呼びかける方針。」

 

と、読売にありました。

 

「事件当時15~22歳ぐらい」とのことであれば、13歳、14歳、23歳、24歳、場合によっては25歳といったところもその範囲には入ると見ることはできそうです。

 

ニュースの見出しだけを見て、警視庁が犯人像を「15~22歳」に限定しているものと判断して先の記事を書いてしまったようです。訂正させていただきます。