上村遼太君の件で、容疑者が3人逮捕された。
逮捕されたのは全員男。
年齢と属性はそれぞれ、
18歳(自称無職)
17歳(建設作業員)
17歳(職業不詳、無職?)
ということらしい。(属性については情報錯綜)
この他にも、現場には複数の人間がいたらしい。
彼らが、今後逮捕されるかどうかはわからない。
いずれにしても、知っていることは洗いざらい話すのが本人のためだろう。
今回逮捕された18歳の男の顔は、
拡散されていたあのハーフ顔でビンゴだった。
住所は川崎市川崎区観音●●●●、
切れると見境のなくなる性格で、地元では名の知れたワルだったらしい。
男の父親がテレビの電話インタビューに答えたところによると、
本人は事件への関与を否定しているらしい。(取調べに対しても黙秘中)
インタビューに答えた後、父親は救急車で病院に搬送されたという。
腹でも痛くなったのだろうか。
気になるのは、この事件の前日(2月19日)にも、
横浜市西区老松町にある「野毛山公園」のトイレで
14歳男子が何者かによってボコボコに殴られ、
半殺しにされる事件が起きていることだった。
犯人は男二人で、被害者は顔を複数箇所骨折し、
脳にまで影響が出て、意識不明の重体・・・
との情報もあるが、確かなことはわからない。
もともとこの野毛山事件への関与を、先の18歳ハーフ顔は疑われていたのだった。
この男の氏名や顔写真がネットで晒されたのは、それがきっかけだった。
はからずもその男が、川崎区の上村遼太君の件で逮捕された。
そこで、誰もが抱く当然の疑問だが、
今回逮捕された3人のうち誰かが、野毛山の事件にも関与しているのだろうか?
上村遼太君の事件現場となった多摩川河川敷と、
14歳男子が半殺しにされた野毛山公園では、けっこう距離がある、ということを理由に、
逮捕された3人の(野毛山への)関与を疑問視する声もある。
両現場の距離は、およそ15~16キロ離れており(直線距離ではない)、
確かにこれは、中学生がチャリで移動するには面倒な距離だと思う。
しかし、逮捕された3人は事件発生当時、17~18歳の建設作業員~無職だった。
18歳リーダー格の男の家の前では、
仲間らがバイクや自転車で集まる姿も目撃されていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000049-mai-soci
仮にこの男たちが、日常的にバイクを使用していたとすると、15~16キロは、
原チャリ2ケツなら、どうってことはない距離だと思う。
また、この野毛山公園から直線で1キロ足らずのところに
「横浜市立吉田中学校」
というのがある。
この吉田中学校に在籍している某14歳女子の交際相手が、
今回、上村遼太君の件で逮捕された3人のうちの一人だ、という話(あくまで噂)もある。
それが事実だとすると、
「逮捕された3人」と「野毛山公園付近」との接点はある、とも推測できる。
3人が(あるいは3人のうちの誰かが)野毛山の事件に関わっているかどうか、
それとも、野毛山の事件は別人によるものなのか、
現時点ではわからない。
警察はその点もはっきりさせてほしい。
今後の展開としては、
逮捕された3人は、一定の手続きの後、検察官への逆送ということになり、
成人と同じ刑事裁判を受けることになると予想する。
気になる量刑だが、
仮に上村遼太君の件だけで起訴され、3人全員が有罪となり、
殺害を主導したのが18歳の男で、残る二人はどちらかといえば従属的だった、
とかの場合を考えてみると・・・
18歳には懲役15年~20年、場合によっては無期懲役(この場合は33年前後の服役)、
17歳の二人には懲役10年前後、という感じではないかと想像する。
2013年に広島県呉市で起きた凶悪なリンチ殺人で、
事件当時16歳だった主犯格の女に対して、
「懲役13年」
の判決が出ているが(自首してこの量刑)、
両事件を比較したとき、
広島の事件が「強盗殺人」だということを考慮したとしても、
被害者と加害者それぞれの年齢や関係、殺害に至るまでの経緯、
殺害動機、自首なし、逮捕後の態度などの点で、
おそらく、今回の川崎の事件の方がより悪質性が高い(重い量刑に値する)、
と裁判官は判断するのではないだろうか。
仮に彼らが野毛山の事件へも関与している場合、
こちらも、上村遼太君の件と合わせて起訴・有罪という流れになれば、
18歳の男には、無期懲役以上の判決が出る可能性が高いのでは、と思う。
その場合は、17歳のほうも、懲役10年とかでは済まなくなるだろう。
野毛山の事件への関与が、あるのかないのか、
しっかり捜査してほしいところかと。