北海道旭川市・佐藤智広君(13)行方不明事件・その3(その他の可能性) | 雑感

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北海道旭川市中1男子行方不明事件


(人の生死について、残念なほうの可能性を指摘すると、傷ついたり不快になったりする人がいるのは、仕方ないことだと思う。なるべく言葉を丸めて書いてはいますが、傷つく~不快になる予感のある方は、以下の文章を読まないことをお勧めします。)


家出のほかには、何が考えられるだろうか。


荒唐無稽なもの、突っ込みどころがあるものも含めて、思いつくままに列挙してみると、


「ムシャクシャする気持ちを抱えて忠別川(美瑛川)の川辺に立ち、水面を見つめていたとき、誤って足を滑らせ(足を下ろす場所を誤り)、川に落ちてしまった。」


「自動車にはねられ、川に転落してしまった」


「軒下を歩行中、大量の雪が屋根から落下してきて、埋もれてしまった(遺体は?)」


「どこか暖かい寝場所はないかと、付近の縦穴(マンホール)、小学生時代から知っている山際や川岸の秘密の横穴、建造物の床下など狭い場所に潜り込んでみたところ、何らかの理由で出られなくなり、低体温症になってしまった」


「一夜を明かすため、自分でどこかに雪穴を掘り、その中に横たわっていたが、低体温症になってしまった」


「暗い気持ちで橋の上から川面を眺めているうち、発作的に飛び降り、自ら命を絶ってしまった」


次に考えるべきは、事件(犯罪)の可能性だった。


テレビ朝日「真実の行方」では、元兵庫県警刑事・飛松五男氏が、「事件に巻き込まれた可能性が高い」としていた。


事件にも色々あると思うが、やはり荒唐無稽なものも含めて列挙すれば、


「家を飛び出してすぐ、団地の駐車場あたりで地元の先輩(17歳、無職)に遭遇した。その男と立ち話をする中で、智広君は家を飛び出してきたことを打ち明けてしまった。"行く当てが無いなら、俺の心当たりのところを紹介してやる。仲間も大勢いるし、結構な金も稼げる"・・・男はそう言って智広君を誘ったのだ。智広君はこの誘いに乗ってしまった。連れて行かれた先が、旭川を地盤とする山口組系旭導会の組事務所だったか、あるいは北海道誠友会、ロシアンマフィアの関係組織だったかはわからない。そこからさらに流れて全国ネットの振り込め詐欺グループの"受け子"の一人となってしまい、裏稼業に手を染めてしまった智広君は、もはや表に出るに出れない状態となってしまった。」


「交通事故に遭い、重傷を負ってしまった。運転していたのは公務員、その夜は飲んで帰る途中だった。飲酒運転で人身事故・・・ドライバーの脳裏に"懲戒免職"と"懲役"の文字がちらついた。事態の発覚を恐れたドライバーは負傷した智広君を運び去り、殺害・遺棄した。あるいは殺害せずとも、人気のない場所に負傷した智広君を放置し、低体温で死なせてしまった」


「怒りに任せて厳寒の中を山際まで歩き続けたところ、越冬し損ねて凶暴化したオスのヒグマに襲撃され、そのまま森の中に運び込まれた(例、三毛別ヒグマ事件)」


「怒りに任せて厳寒の中を歩いていったが、車で通りかかった地元の不良グループ3~4人に因縁をつけられ、ムシャクシャしていた智広君もこれに応戦してしまった。しかし多勢に無勢でやられてしまい、智広君は意識を失うほどの重傷を負った。"やべえよ、これどうする?"焦った不良たちは救急車を呼ばず、智広君を車で運び去り、人気のない場所に放置してしまった。人気のない場所というのが、森の中、川の中、海の中、土の中、そのいずれかはわからない」


「怒りに任せて家を飛び出した智広君は、道路を横断中、クラクションを鳴らしてきた車に激昂し、バンパーを蹴り上げてしまった。怒って降りてきたのが、不幸にもガテン系のいかつい兄貴だった。応戦もむなしく、智広君は首根っこをつかまれ、トランク等に押し込められ、そのまま連れ去られてしまった」


「某国によって拉致された。その某国が、北朝鮮、ロシア、その他の国なのかはわからない。"国家による拉致活動など、今の時代、まさか行われてはいないだろう"・・・しかしその"まさか"の裏をかくのも工作活動の基本かもしれない」


「その夜、旭川駅前あたりで飲み客を乗せた個人タクシーのドライバー(少年好き)がいた。この人物が緑が丘1条1丁目で客を降ろし、市営団地付近の路上に停車している時、ふとバックミラーを覗くと、薄暗い街灯の下を独り歩く智広君の姿が映っていたのだ。男はすぐさま助手席側のウィンドウを下ろした。声を掛けるのに躊躇はなかった。"どこまで行くの? 寒いから風邪ひくぞ。おじさんも同じ方向だから、乗せてやるよ?""この辺にセブンイレブンはあるかな? 一緒にそこまで乗ってもらえるかい?"男のこんな誘い言葉に、寒くてやりきれなかった智広君は"渡りに船"とばかりに乗車してしまい、そのまま連れ去られてしまった」


最後の「少年好き」の件については・・・


テレ朝「真実の行方」で元兵庫県警刑事・飛松氏が指摘したのは、要するにこれだろう。


気になるのは、北海道では(北海道でも?)、少年(男子)の行方不明・変死事件が、妙に多いのだった。


藤原浩(札幌市清田区、15歳、中3)

1997年12月7日(日曜日)の午前10時に起床し、朝食後、ゲームセンターに行くと言い残し、自転車で家を出たまま行方不明。


佐藤龍一(留萌市、13歳、中1)

2003年12月8日(月曜日)の午後3時40分ごろ、下校中に行方不明となり、翌年3月24日に留萌川の河口付近で遺体発見。


砂浜佳祐(伊達市、15歳、中3→養護学校生徒)

2008年2月11日(月曜日)の午前8時ごろ、入所していた知的障害者施設でトイレに行くのを目撃されたのを最後に行方不明。その前日には施設を抜け出し苫小牧のゲームセンターを目指して歩いているところを発見・保護されていたことから、行方不明になった11日も施設を抜け出し、苫小牧のゲームセンターを目指したものと考えられる。


佐藤智広(旭川市、13歳、中1)

2012年1月15日(日曜日)の午後9時半ごろ、母親と口論の末、家を飛び出したまま行方不明。


飯田翔太(留萌市、16歳、高1)

2013年12月7日(土曜日)の午前11時半ごろ、学校の部活(テニス)終了後に市内を歩いているのを目撃されたのを最後に行方不明。翌年3月17日、留萌市元町4の留萌川で遺体発見。


一連の行方不明~変死事件が、全て関連しているかどうかはわからない。


しかし、妙に多い気はする。


一連の出来事が、女児や女子中学生、女子高生のそれであれば、もう少し世間の注目を浴び、騒がれていたのかもしれない。


北海道では、少年狙いの危ない人が暗躍しているのか?・・・


真相は謎だが、いずれにしても、


「僕は男の子だから」

「俺は高校生だから」

「うちの子は男の子だから」


そう言って、安心してばかりはいられない、ということだろう。


智広君はどこへ行ったのだろうか。


髪を染め眉を剃り、サングラスを掛け、13歳の時とは似ても似つかない風体になっていてもいい。


地球上のどこかで、彼が元気に過ごしていることを祈りたい。