本日、楽天株式会社が携帯電話事業参入を表明したようですね。
この記事を読んで思ったのは2006年だったかな?ライブドア(現:LINE株式会社)が携帯電話事業参入を表明した時の事です。
当時のライブドアもYahoo!Japanの後追いをするようにいろんな事業を拡大させていました。
で、σ(・ω・*)自身も当時ライブドアグループのライブドア証券に口座を開設しようか?としていた矢先にあの事件が起こってライブドアの株式に投資しようとしていたσ(・ω・*)の懐は痛まなかった次第だったんですけどね。
時期としてはちょうどこの頃でしたね。
当時は公衆無線LANやISP事業、またライブドアのポータルサイトもYahoo!とだんだん似通った構成になってきていたので、この段階で携帯電話事業参入となればライブドアが提供する各サービスとの連携強化が可能になると踏んでおりましたので、ネット証券に口座を開設してライブドア株に投資してみたいと考えていたのですけどね。
楽天の場合、既にMVNOブランドとして「楽天モバイル」を運営していますが、自社で回線網を含めて直接運営した方がより有利と見たのは明らか。つまり、本業であるECサイトと金融サービスへの誘導です。
総務省の電波割当申請については新規参入企業を優先するようなのでおそらく問題はないと思われますが、問題はその後。
早ければ2018年にも新会社設立、10年後を目処に1500万回線以上の契約数を獲得するとの目標を掲げていますが、獲得ユーザー数の根拠は楽天クレジットカードの会員数を基準にしている模様。とは言え、楽天クレジットカード会員の全てが新規携帯ユーザーになってくれるとも限りませんから当然、新規ユーザー獲得のための営業施策は何かしら打ち出さなければなりません。
今回の報道におけるYahoo!Newsの掲示板を眺めてみると期待する向き、そうでない向きの意見をいくつか読みましたが概ね歓迎の意向が多かった気がします。
意見の多かった点はやはり「料金面で大手三社よりも安いプランの提示」。
もっとも既に楽天モバイルという格安サービスを提供しているのですから、こことの料金面やサービス品質を比較されると思われます。
NTTdocomoの回線を利用している為、速度面はともかくエリアカバー率はほぼ全国を網羅してます。
今時「つながりにくい」というのはそれだけで乗り換えの対象になってしまいますから、価格面で安いというだけでは話になりません。
考えてみればdocomo,au,Softbankとも本業の回線接続業以外での収益源として「ECと金融サービス」に力を入れています。
楽天の場合は逆アプローチになる訳ですが、自前のネットワークを作る間はdocomo回線を借り受けながらカバー率を維持する施策になる事は目に見えています。
まぁ、何にせよ全ては総務省からの電波割当を実際に受けてからが全てのスタートになりますが通信品質は大手三社に劣らず、かつ料金面で割安感を感じさせられないようだと新規ユーザーの獲得は非常に難しく、したがって「4社目の通信キャリア」としての存在感を放つのは非常に難しく思われます。
株式市場でもこの点を憂慮しているようで本日のこの報道を受けて、株価も下げたようですしね。
第4の携帯キャリアとして期待感のあったYahoo!モバイルのように最終的にソフトバンクグループの参加に入り、存在感を失うことがないように祈るばかりです。
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