〜海外旅行が出来ないなら
過去の旅を反芻すればいいじゃない🌍〜


ということで、旅の回想。

四年ほど前の秋、母を連れてチェコ共和国🇨🇿の首都プラハへ10日間ほど旅しました。

文化・芸術・建物・食べ物・ファッション

大好きになったプラハのこと
書きたいことは山ほどあるけど

今回は、プラハから鉄道に乗って1時間半ほどの
クトナーホラ(Kutani Hora) という町へ行った話に焦点を。

この列車旅が、この旅道中1番の冒険だったんです。


列車に乗るのが好きな、プチ鉄子の私。

プラハのホテルにずっと滞在していたので
母を連れて日帰りで行けるところを探していたら

むかし銀鉱山で栄えたこのKutna Hora という小さな町がちょうどいいなと思い、行くことにしました。


東京から、山梨に行く感じに似てるんです。
朝出て向こうでゆっくり楽しんで、夕方に帰ってこれる。

前日にホテルで、スマホで行き方や時間
切符の買い方なんかも調べておいて



翌朝プラハの新ターミナル駅に。

プラハ駅は、チェコ国内はもちろん
近隣のドイツ、オーストリア、ポーランドなどなど。。の諸国を繋ぐ、大きな国際列車発着駅でもあります。


だから空港みたいにめちゃ広くて大きい!

不安げな母

この、10:55発 R889に乗ったのだ!

R889 Luhacovice行きに!



駅舎内の案内図面を探して、やっと辿り着いたチケット売り場

目的のチケットはカウンターで購入出来たけど
広すぎて、空港ほど多くは英語の案内看板も出てない駅。

駅構内図も出てなくて、流石に乗り場の位置に不安があったため
チケットを売ってくれたお姉さんに、この、R889 10:55発のプラットホームは何番で、何階にあるのか?と尋ねたら。。。

「ここはチケット売り場だから、質問なら、あっちの案内カウンターで訊いて。」(無表情)と。。

くっそーー、ヨーロッパだなー!

仕方なく、案内カウンターの列に並び直して質問。

案内係のお兄さんが親切に説明してくれて
駅構内図をプリントアウトして
私たちの乗り場プラットホームの位置に○をつけてくれました。(笑顔あり)

おかげですんなりプラットホームへ到着。

辿り着いてドヤ顔のわたくし



乗り換えは一回。
Slovacy expres という特急列車で
Kolin 駅で降りて乗り換えて、Kutna Horaへ。


チェコの人が利用するyahoo乗換案内みたいなidos。
海外の乗換案内サイトって、興奮しますよね! 
(これは最近検索した画像)



プラハのホーム!


こんな青い電車だよ!
車掌さんは女性もけっこういた。



やっと列車に乗り込んで、いい笑顔の母。
各座席は数席毎の個室みたいになっている。


車窓の風景は、なんか、、、北海道みたい!
と思った。

林、丘、平野、平野、丘、林、丘。
放牧されてる?羊とか、馬とかがたまに見える
のどかな風景。




乗り換えのKolin駅。
ここで、ローカル線に乗り換え。

乗り場が離れてて、駅構内の案内もチェコ語ばっかりでわかりにくかったけど

女性の車掌さんに「これはKutna Horaへ行く?」と訊いて、yesの返事をいただいたので、ギリギリセーフで乗り込み。




こうしてKutna Hora に到着!

都会のプラハとはグッと違う、程よい田舎の町。
秋が似合う町。
人がごちゃごちゃいない。
この辺も、山梨っぽいなーと感じたところ。



ユネスコ世界遺産になっている町なので
私たちのような観光客も程よく来ます。

町の中心部にあった地図。
この写真を見ながら、ぷらぷら町を歩いていきました。



お伽話みたいな街並み。
左端に見えるのは、地元の日用品雑貨店。

カメラを向けたらポーズをちゃんととる母


適当に歩いて見つけたホスポダ(チェコビールが飲める居酒屋)でランチ。

チェコの居酒屋は、ビールもお肉もパンもポテトもすごいボリューム。

日本から遠く離れたこの地で
初めて聴く、母の若い頃の話を、たくさん聴いて、涙しました。



確実にポーズと表情をくれる母

帰りの列車の時間を鑑み
Kutna Horaにいくつかある世界遺産のうち
聖バルボラ教会だけを、時間をかけてゆっくり堪能しました。

鉄道記事と外れるので、教会の素晴らしさについては割愛。

歩いてたら聖バルボラ教会が見えてきたから行った


教会の敷地がある丘に登ったら見えた風景


教会内部


帰り道に萌えた、Kutna Hora駅付近の操車場✨✨✨
最高だよねー異国の操車場💕



帰りのKolin駅乗り換えで、ホームに、私たちと同じ年ごろの、東洋人ぽい母娘がいました。

たかだか10日程の滞在でも
言葉、皮膚、髪の色、習慣、、など、自分達とかなり違う人達のなかでずっといると
見た目で近い人種の人がいると、ぐーっと親しみが湧きます。

日本の人にほとんど会わない旅だっので
母が「あの人たち、日本人かしら?」と、とても話したそう。

あちらの母娘もそうだったようで、どちらともなく近づいてお互い英語でお話したら、韓国の方でした。

2人で、パリやポーランドを1ヶ月くらいまわって旅しているんだそう。 
いいなー、1ヶ月も!私たちは明後日日本に帰るのよ。

なんて話くらいしかしてないんですが
旅先で会った人と温かい交流をしたことは、ずっと心に残りますね。


冒険が終わって、プラハ駅に辿り着いた時の、駅写真。↓

これを見ると、撮った時の
やったどーーー!感が蘇ります。

ただいま、プラハ!

チェコの列車は、時間もほぼ正確だし
きっと他のヨーロッパの国と比べたら
インターネットでの検索も容易だし
切符も買いやすいし
駅構内の案内もわかりやすいとききます。

チェコの列車、また乗りたいなーー!
また、乗りにいくぞーーーーーーー!