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5月の虎次郎

一緒に過ごした庭のベンチ

 

代表さんとのやりとりをみていた夫が、私の表情がどんどん暗くなるので、心配していました。

 

どうだった?と聞かれたので、

 

”ひたすら虎次郎のことを聞かれたし、まだ探すようにいわれたし、待ってみてください、と言われたよ”と伝えました。

 

すると、夫は、自分の望みが絶たれたと思ったのか、怒り始めました。

 

”じゃあ、あのカフェからお迎えは駄目ってことなんだ!ていうか、せっかく気持ちの整理できてきたのに、なんで虎次郎のことを蒸し返すんだ”といいました。

 

代表さんは、とっても誠実なまっすぐな方なので、きっと、猫のことを真剣に考えておられるからだと思うよ、と私はなだめました。

 

すると、夫は今度は、私に噛みつきました。

 

”そもそも、正直に虎次郎のことをはなせば、こういう展開になることはわかっていた。代表さんには

相談するんじゃなくて、交渉なのに、弱みをみせたようなもんだ”といいました。

 

え・・・交渉なの??

 

んで、また私のせい?

 

私が余計なことをした、と夫はまた思っているのです。

 

”なんか、私が考えて行動すると、なんでもうまくいかないね”と悲しくなって泣きながら言うと

 

うまくやろうとしてないから、そうなるんだよ。正直すぎるんだ。いいところでもあるけど、交渉には不利な性格だな”と言いました

 

夫はせっかく、保護猫カフェからお迎えしようと思っていて、そのカフェにはかなりの寄付もしていたことから、思い通りにならず腹がたったのでしょう。

 

でも

 

カフェの代表さんには、もし本当に猫を譲っていただくという話し合いになったら面接があるので、今までの経緯を話さないといけません。

 

その時に、猫は初めてのように、虎次郎がいなかったなんて、私にはどうしても言うことはできません。

 

今の状況も、嘘はいいたくありませんでした。

 

夫はお迎えすることを考えることで、楽しい気分になっていて、トライアルまで考えていたので、私は先に相談したのですが、いけなかったようです。

 

正直者同士が話すと、こういう結果になるんだな”といい

 

さらに、”今回のことで猫が嫌いになった”といいました。

 

感情をぶつける相手が私しかいないんだ、と感じました。

 

もう何も言うまい。

 

そう思って、お風呂にはいって、気持ちを切り替えました。

 

お風呂からでて、携帯をみると、親友のOさんからLINEがきていました。

 

翌日は、Oさんとランチに行く約束をしていたので、話しをきいてもらうことができたのでした。

 

続く・・・