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昨日の続きです。
前回の病院の受診が6月12日でした。
その日も、激怒して家から出ていった虎次郎ですが
2時間くらいで帰ってきて、”にゃあ!!”と鳴いてご飯をもりもり食べて、ぷんすかいいながらも庭のハウスで寝てました。
ところが今回は
日曜日の昼に病院から帰ってきて、そこから家出し、姿が全くみえなくなりました。
翌日の昼になっても夕方になっても帰ってきません。
家出から1日半経過しました。
だんだんと、不安が膨らんできました。
そして、よせばいいのに、ネットで ”猫のインターフェロンの副作用” を調べてしまいました。
すると、ほとんどの場合、特に問題ないと書いてあったのに・・・
コメント欄にあった、実際の症例を読んで、私の後悔と不安はマックスになりました。
そのコメント欄には
”私は医師です。
人間用の薬を、幼児用に換算(体重計算し、5kgの幼児と同じようにすること)して投与していました。
改善がないので動物病院につれていって、インターフェロンを打ちました”
”家にかえって2時間後、嘔吐、けいれん、高熱がでて、異常な状態だったため、再度動物病院に連絡しましたが、急を要さない、といわれました。
明け方、その子は私の腕のなかで息絶えました” と
!!!
副作用で、亡くなることがあるの!??
2時間後??
その時間、虎次郎は、もう家にいなかった。。。
あの日雨の中、何回も探しにいったけど、今日もまだかえってきてない!
どうしよう、どうしよう、どうしよう!!
私が余計なことするから!
私が慌てて、考えなしに馬鹿なことしたから、虎次郎の命に関わるような注射、してもらってしまったの⁉️
もう不安を通り越し、自分のせいで大切な家族を失うかもしれないという恐怖で、胸がつまり、過換気気味になっていました。
”大丈夫だって。日曜日のあなたの様子が、怖すぎて帰ってこないんだよ”と夫が言っても
”私のせいだ、もうダメだ、私なんか、この世にいないほうがいい!”と言ってしまいました。
夫は、泣きわめく私の言葉を黙ってききながら
”もし、インターフェロンの副作用で虎次郎が危険な状態になったとしても、あの時それが、あなたが最善って思ったんでしょう。
後悔したってしょうがないよ。結果含めて、受け入れるしかない。後戻りはできないんだから”
と言いました。
親友さん2人にもLINEで相談していました。
2人とも、猫と暮らしていて、夫と同じように、
”多分、ストライキなんですよ。そのうち、腹減った、だるっていいながら帰ってきますよ” と言ってくれました。
Mさんは、”〇〇さんがしたことは間違ってないです。獣医さんが提案したんですから!
似たような患者さんがいたら、〇〇さんも大丈夫と思わなければ投与しないですよね”と言ってくれました。
そして、Oさんは
”〇〇さんは良い方に考えれば、相手に対して思い入れがとてもあり、愛情深いといういことですが
裏を返せば、自分中心でなく周りの変化に左右され気持ちがアップダウンしてしまいます”
と私のことを洞察してくれました。
そして、そうした気持ちの浮き沈みをなくすように、その練習をするために、虎次郎がきてくれたのだと。
母が末期癌とわかったとき、虎次郎がうちに来たのは、そのことを教え、心の支えになってくれるように、母が出会わせてくれたのかも、と。
みんなの言葉を聞いて、泣きました。
その後、静かに母の遺影に手を合わせ、お線香をたて、ただただ祈りました。
夫と親友さんの言葉を繰り返し胸に刻み、母に祈りを捧げると、不思議と気持ちが落ち着いて、寝ることができました。
大切な人たちから、私にいただく言葉
何度も救われてきました。
”後悔も、失敗もダメな自分も含めて受け入れて、生きていこう”
そう思いながら、ベッドに入りました。
続く・・・