いつもお読みいただきありがとうございます😊
私は、今は、お友達に恵まれ、人生で一番、友達とご飯にいったりしています。
カフェで時間も忘れて話をしたり、一緒に考えてもらったり、いろんな話を聞いて、学ぶことが多いです。
何より、すごく楽しいです!
医学部に入るまでの学生時代は、学校、部活、塾、家で勉強、寝るの繰り返しでした。
お小遣いもかなり制限されていたので、学校帰りに寄り道して友達とおしゃべりなんて文化祭の日くらいでした。
そして、高校生の頃の私は、人に対して心を閉ざしていました。
”どうせわかってもらえないし”と、諦めていました。
今思うと、人と深く関わって傷つくのが怖かったんだと思います。
また
”どうせ、私の人生は、医者になる以外にないし。親に勝手に決められているし”と思っていました。
すべて投げやりな態度で、人生を諦め、無気力でした。
医学部を卒業して、研修医になると、猛烈に忙しい日々でした。
研修医は、職場の底辺にいる人間としての扱いをされ、目の前のことで精一杯になりました。
”はやく一人前の医者になって、馬鹿にしてきた人、意地悪してきた人に仕返しする!”と思っていました。
とにかく、完璧に仕事すること、ミスをしないこと、誰にも文句言わせないこと、を最重要課題にしていました。
当然、全く余裕はありません。
指導医の先生に対しても、”この先生と仲良くなったら自分の得になりそうだ”と思ったら…
その先生が喜びそうなことを言って、行きたくもない食事会も行っていました。
入局したあとも、ずっと気を張っていて、誰かに自分の弱みをみせることは絶対にしませんでした。
大学病院時代は、常に相談される立場で、頼られる立場でした。
ところが
今は全然違います。
”こんなに弱っていて、困っているから助けてほしい” といえる友達ができました。
そして、そんな私をいつでも支えてくれる人に恵まれています。
何時間でも話ができる、安心して一緒にいられる友達ができました。
心を開いて、信じられる人ができました。
夫とも、何回も議論して、お互いの意見をちゃんと伝えられるようになりましま。
夫も、うつ病になって、小さい頃のトラウマを克服したからです。
虎次郎が、家出して帰ってこないとき
私は
”また心配事が増えた。なんでこんなに苦しい想いをしないといけないんだ。はやく帰って来て!”と思っていました。
夫は
”虎次郎のためとはいえ、無理やりおさえて超音波されたり採血されたら、ひどいことをされた!怖いから帰らない!って思うでしょ”と言いました。
視点が違うんだ、と思いました。
私は、”私の心配”という視点。
夫は、”虎次郎の心の傷”という視点。
じっくり話をして、私は自分本位な考えだなあと思いました。
夫に素直にそのことを伝えて、謝って、ありがとうと伝えました。
虎次郎が私のところに来てくれたのは、私の心の成長を促すため、気づきを与えるためかもしれないと思いました。
以前読んで、今も手元にある本をまた読み返しています。
号泣するようなお話もありますが、人生について、動物さんとの暮らしについて、素敵な視点で書かれた本です。
動物さんと暮らされている方におすすめの本です😊