いつもお読みいただきありがとうございます😊

 


Oさんと2人でランチ

古民家のお蕎麦屋さん

美味しかったです


わたしの好きな番組

 

「ウチ断捨離しました」

 

「ふるカフェ系ハルさんの休日」

 

「カールさんとティーナさんの古民家村だより」

 

「相棒」

 

「科捜研の女」

 

で、ほかは、大河ドラマは毎回拝見しております。

 

そして、もう1つ、素敵だな〜と思う番組があります。

 

「YOUは何しに日本へ」という番組です。

 

この番組はご覧になっている方はご存知と思いますが


ディレクターさんが、日本の空港に来られた外国人に突撃でインタビューする番組です。

 

外国人の方が、なぜ日本にこられたのか、そしてその目的次第では、その旅に同行させていただくという面白い番組です。

 

同行を断られることもありますが、外国人の方が、日本に来られる理由が実に様々でとてもおもしろいです。

 

”激辛ラーメンを食べたいから青森に行く”とか

 

”コンビニのメロンパンを制覇したいとか😂”

 

”みそ作りを見たい”とか

 

”アニメが好きで、その聖地に行く”とか

 

単に、代表的な観光スポットをめぐるというだけでなく


オリジナルな目的を持っておられる方もいて、そういう旅の仕方あるんだな〜って思います。

 

その番組で先日は

 

”名古屋観光の際に、旅の資金の10万円がはいったポーチを落とした”という外国人の方がおられました。

 

たまたまディレクターさんが声をかけたその方はSさんという方で、たしかメキシコの方でした。

 

Sさんは親に連絡したけど、すでに、別の日に送金もされていてもう送るお金がないという状況でした。

 

所持金はなんと212円で‼️


帰国の飛行機が飛ぶ日まで20日もあるなか、泊まる場所なし、お金なし、食料なし、でした。

 

Sさんは、覚悟をきめて、空港で寝泊まりすることにしたのです。

 

ディレクターさんが、さすがにみかねて、お食事(昼ご飯)をご馳走してあげました。

 

そして、”これからどうするの?”と困っているSさんと途方にくれていると・・

 

そこに空港職員さんの若い男性がこられました。

 

Tさんというその男性は、前日に、Sさんに声をかけられ、お金がなく困っていること、空港で寝る場所がないか相談されていたのです。

 

そして、その後どうなったのか気になって、TさんはSさんを探していたのでした。

 

”飛行機は日程を変更できなかった・・・”と落ち込むTさんに


Tさんはなんと、”とりあえず、今日は家に泊まりなよ”といいます。

 

番組スタッフもSさんも、びっくりする中…


仕事が終わったTさんは、わずか1日前に知り合った外国人のSさんを家につれて帰られました。

 

てっきり、一人暮らしかと思ったら、なんとそこは大きな実家でした。

 

え??夜中に見知らぬ外国の方を急につれて帰ってきて、勝手に泊めて大丈夫なの??と私は心配になりました。

 

ところが

 

翌朝、なごやかに、Sさんは、そのご家族とお食事をとっていました。

 

ディレクターさんが、ご家族にきくと

 

息子さんのTさんは海外に留学経験があり


趣味は、スケボーで、スケボーする人はそれはもう友達、という考えだったのでした。

 

なんと、Sさんも、空港で声をかけたときリュックにスケボーを背負っていたのです。

 

ちょくちょく、同じように全然知らない人を家につれてくる息子さんに慣れていたお母さま。

 

困っているSさんに、”うちでよければ、出国の日まで、いたらいいよ”と!!!

 

こんな素敵な人がいるんだ!と私はびっくりしました。

 

私の母は

 

許可なく友達をつれてくるのもだめ、お泊りなんてもっとダメ!!という人だったので、こんなお母さんもいるんだと驚きました。

 

その後、Sさんは、そのご家族と共に、日本で鯉のぼりのイベントをみたり、散歩にいったり、食事をしたり、お金では経験のできないことをされたのでした。

 

10万円という大金を異国で無くして絶望していたのに、ヒッチハイクで名古屋から空港まで乗せてくれた日本人がいたこと。

 

親切にしてくれた日本人が、たくさんいたこと。

 

20日間も家に泊めてくれたご家族がいたこと。

 

一生忘れられない経験になったと思います。

 

番組をみて、

 

”絶望的だと思う状況でも、諦めずに、人を頼って助けてもらうことで、逆に人生をかえるような経験ができるんだ”

 

と感動しました。

 

もちろん、世の中いい人ばかりではないです。

 

でも、どんな状況になっても、諦めず、自暴自棄にならず、人に感謝し助けてもらう尊さを改めて感じました。