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お高い(5万5千円😂)腸内フローラ検査をしたことを昨日書きました。
その、結果説明を聞いていたとき、何度かでたのが、「健康長寿」という言葉でした。
また、”癌になりにくい” とか ”認知症になりにくい”という話もありました。
ただ、根拠となるデータが示されなかったので、ほんとかな?と思っていました。
貴重なお話でしたが、なんとなく、私としては、違和感がありました。
もちろん、健康であることはなにものにも代えがたいものです。
ただ、正直、私は、”長寿”は希望していないです。
長生きして、〇〇したい、とか、姪や甥の成長をみたいとか
そういう、わからない未来への期待はないのです。
明日のことすらわからないのが人生です。
なので、腸内フローラを理想的な状態にするために
推奨されている食事内容に全部きりかえる、というような選択は私はしないな、と思ったのです。
そんなのなんだか、窮屈だ、と感じました。
先日の、腸内フローラの説明では
①精製された糖は危険
②小麦粉は基本だめ
③お菓子も基本だめ
④旬の野菜以外は毒になる
⑤ご飯を中心に食べていれば太らない
など、ちょっと極端な話が多かったです。
先生の説明は、正しいかもしれません。
たくさんの患者さんや、検査をした人の便を研究して、
”理想的な腸内フローラをもっている人の食事内容” とは?を検証をされているのですから。
お菓子は食べず、和食中心で、野菜はハウスのものは食べず、旬のものだけにして、パンは食べないという感じです。
確かに、とっても良さそうで、私も聞いていて、”よし!明日から朝はご飯にしよう!”と一瞬思ったのです。
ただ
”私はいったいどうなりたいのか?” と一晩考えたのです。
その時、私は
”わからない未来の自分のために、今を窮屈にしたくない”
ということでした。
たしかに、グルテンは日本人の腸管にはよくないかもしれません。
お菓子を3時のおやつで食べることは、糖質中毒的と言われました。
そうかもしれません。
でも
血液検査結果では、私は高脂血症も糖尿病もありません。
便秘も肌荒れも治ってますし、副鼻腔炎も再発なくとても元気です。
私の出した結論は
”今を大切に楽しみたい” ということです。
もちろん、食べ過ぎや偏食はよくないので、そういった意味で、腹八分目以下にしています。
タバコは吸わないし、お酒はもともと飲めません。
運動は毎日散歩していて、週1,2回はジムで運動しています。
家にいるときはこまめに動くようにしています。
そういった基本は守りつつ、私は、人生を楽しみたいのです。
患者さんや友達や、父や、おばが、私を思ってくださるお菓子は、心から感謝して、美味しい、と食べたいです。
いただいたお菓子を食べるとき
それは、夫とコーヒーを飲み、ひと息入れる大切な時間です。
パンは、朝の幸せなひとときに欠かせないので、食べたいのです。
野菜も、自分で育てているものの他に、信頼できる農家さんからのものは、旬でなくても食べます。
検査結果にとらわれすぎて
〇〇してはいけない、とガチガチにするのは、違うんじゃないかと思います。
それよりも
”今、自分の体は、心は幸せか?元気かな?痛みがないかな?”
と自分の感覚感性を研ぎ澄ますほうが大事だと思うのです。
世間には健康常識があふれています。
そのすべてを鵜呑みにせず、本当にそうか?
自分にあっているか?
立ち止まって考えていきたいと思います。