いつもお読みいただきありがとうございます😊
先日、「ウチ断捨離しました」の録画をみていました。
その回は、81歳と、72歳の御夫婦のお話でした。
ご主人は、奥さんに一目惚れをしました。
ご主人は長男だったので親の反対を押し切って一人娘の奥様のところに婿入りするほど、奥様が大好きな方でした。
年齢を重ねても、御夫婦はとても仲良しでした。
奥様が病気をされ、お体が不自由になり、この先10年、20年も、この汚い家で過ごすのか、と悩みます。
断捨離を自分なりに開始したけれどどうもうまくいかない、ということで、番組に応募されたのでした。
お家は一軒家で、以前はお子さんも一緒に住んでおられた一般的な間取りの家でした。
このご年代の方に多い、”もったいない” の呪縛にかかり、奥様は物を捨てられません。
やましたさんは、やましたさんの言葉をさえぎる奥さんを、優しく諭しました。
”いいですか、聴いてください。
捨てるのではなく、手放して、今ある物を活かすのが、断捨離ですよ”と言われます。
最初は、腑に落ちない様子だった奥様も、寝室にあるタンス2竿がいかに危険か、指摘され、ハッとします。
中の洋服を取り出していくうちに、”もうこれ着ないです、いらないです、さようならします”とどんどん行動されました。
そしてご主人。
定年退職されるまで、完全な会社人間だったそうですが、なんと、70を超えてから、奥様に恩返し、という気持ちで、お料理をはじめられたそうで!!!
すごいです〜〜!
人は何歳になっても変わることができるし
何歳になっても、よりよく生きることができる
そんなことをお2人の姿から学ばせていただきました😊
最初は会社員時代に使っていた手帳や洋服を手放せなかったご主人・・・
奥様も何度も、そこにあるもの、いりますか?ときいておられましたが、ご主人は浮かない顔をされてました。
そんな時、奥様が、”このテーブルも2人で食べるには大きすぎるから、買い替えたい”ということで家具やさんに行きます。
そして、ご主人と一緒に新しい、座りやすい椅子とちょうどよいサイズのテーブルを購入されました。
すると
あんなに断捨離できなかったご主人が、奥様と毎日、10分ずつ断捨離をし、行動して新しいテーブルを手にしたことで、意識がガラッとかわったのです。
”もうこの手帳いらんな。このスーツももうきない”とほとんどの物を処分されました。
そしていつもそうですが、物がなくなると、壁の汚れ、床の汚れがみえるようになります。
思い切って、2人は、壁紙も交換され、素敵な寝室を手に入れられました。
断捨離は、誰かから強制されるものではなく、自分で行動した先に、自分なりの快適さをみつけるもの、と改めて思いました。
物が減り、空間がよみがえり、心が軽くなったお2人のこれからの人生は明るいだろうな、と心が温かくなりました。
年だから、やったことないから、などと言わず、取り組まれた素敵な御夫婦のお話でした。