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同業者のことなので、あまり悪くいうのもなんですが、一定数、”やたら怒る医者”がいます。

 

まず、一般的に、普通の医師が困ったなと思う場合を考えてみました。

 

①遅刻

何回も、特別な理由なく遅刻されると私もさすがに厳重注意します。

 

なぜなら、医師はその日の外来の全体の予定をたてており、患者さんによっては、詳しい説明が必要なのでその人のために時間をとっていることがあるからです。

 

1人でも遅刻されると、その予定が狂ってしまい、診療に支障がでます

 

医師によっては患者さんが遅刻した場合、その日の診察を受けることができない場合もあります。

 

エステや美容院もそうですが、遅刻すると、その日はキャンセル扱いになります。

 

救急外来とは違い、予約制の一般外来では一刻を争うことはないので、特別な事情なく遅刻すると、当日は受診できないこともあります。

 

②医師の話をさえぎる

最近はネットなどで、医療情報があふれているため、”ネットにはこう書いてあった”という話をされる方がいます。

 

それはかわまないのです。

 

ただ、医師じゃなくても誰でもそうですが、こちらが話している最中に、先生、でも、ネットではこうで、ああでと話されるとやりにくいです。

 

お互いにとって貴重な診療時間です。

 

診察や、結果説明も含めて治療なので、まずは医師の話を全部聞いてから、意見をされたほうがよいと思います。

 

話を遮られると、どこまで説明したかわからなくなります

 

③話が長すぎる

不安が強かったり、認知機能が低下している方に多いですが、長々と症状を訴えて、医師が困るパターンがあります。

 

対策としては、あらかじめ、言いたいこと、伝えたいことをメモしておき、それを話されるか、書面にしておくとよいかと思います。

 

”話が長い患者さん”は、多くの医師やスタッフにとって、困った患者さん、と思われることが多いです。

 

大病院の外来は診察が完全予約制であり、次の方が待っているので、診察時間内に話が終わるように工夫が必要かと思います。

 

私の外来では、ほとんどの患者さんが、書面や、スマホで「今日先生に話したいことリスト」を作ってきてくださっていて、お互い、診察に集中できます。

 

ありがたいことです。

 

④診療科と関係のない訴えをする

以前にもこの点は書きましたが、大病院の外来は超専門外来であるため、その科の高度かつ専門的な知識と技術が要求される外来です。

 

私の場合、脳専門の外来なのに、腹痛を相談されたり、皮膚炎など、なんでもかんでも相談されると、困ってしまうこともあります。

 

もちろん、医師である以上、自分の専門外でも患者さんが困っている事なので何とかしたいです。

 

ただ、その時間的余裕がないのです。

 

大病院の外来は、地域の要なので、多くの患者さんが、遠方からもこられ、予約はいつもいっぱいで暇な外来はないのが現状です。

 

 

ここまでが、医師が一般的に困ったな・・・と思う患者さんと、ご家族です。

 

と、ここまで書いてみて、私、気がついたんですが・・・

 

医者側にも、こういう先生いますよね!!!

 

遅刻したのに謝らない、話をさえぎる、話をきかない、自分の意見を押し付ける、ただ、医師がまくしたてるだけの一方通行の会話の外来・・・

 

つまりは、よくない人間関係でおきることが、医師患者関係でも起きてしまっているということですね。

 

私は、自分がされて嫌なことはしないようにしているのですが、これからも注意したいと思います。

 

次回は、医師サイドの問題で怒る場合についてお伝えします