いつもお読みいただきありがとうございます😊


 


私は、脳神経内科医をしていますが、西洋医学だけで、病気が良くなるとは思っていません。

 

実際、医者になってから、西洋医学は対症療法としては優秀でも、病気をおこした原因や体質までは変えることはできないと実感しました。

 

例えば、頭痛があれば、痛み止めを内服しますが、その原因が、ストレートネックであれば姿勢を改善する必要があります。

 

肩こり頭痛は、巻き肩もその原因になります。

 

お天気頭痛には、水分の排出、血の巡りがうまくいかない方が多いようです。


もしそれが原因であるならば、西洋医学では”利尿剤を使用する”ということになってしまいます。

 

”浮腫”、つまりむくみに対して、安易に利尿剤を処方する医師がいますが、これも考えものです。

 

浮腫=水が溜まっている、これは心不全だろう、腎不全だろう、という思考回路から、利尿剤、となるようです。


しかし高齢者の浮腫の場合は、筋力低下による浮腫もあるのです。

 

また低たんぱく血症によって、細胞内から細胞外に水がでることによる浮腫もあるわけです。

 

人間の体の不調、症状は、単純ではないということを、考える必要があります。

 

水がうまく循環していない、つまり血液の滞りにたいして、根本から治療するのが、東洋医学です。

 

東洋医学は奥が深く、まだ学びの途中ですが、舌をみたり、脈をみたり、腹部をさわったりすることから、気の状態を探ります。


そして、その人にあった薬を考えるのは、すごいと思います。

 

同じ病気でも、同じ症状でも、人の体は同じではない

 

そういうことを、東洋医学からは学びます。

 

私も、最近、自分なりの治療を行っています。

 

おかしなことを言う医者だな〜っと思われるかもしれないですが、実際にやってみて効果があったのでお伝えします😊

 

それは、自分の細胞と会話する、ということです。

 

以前は、仕事以外の日、休まず予定を詰め込むとすぐに持病の副鼻腔炎の再発がありました。

 

毎回症状は同じで、左の頬が重くなり、下を向くと痛み、目が腫れるような感覚がでます。


放置すると、左の鼻が全部つまってしまい、ひどい痛みとなります。

 

以前にひどい再発をしたあとからは、東洋医学を勉強して、自分が血瘀という状態であることを知り、なるべく体をひやさないようにしてきました。

 

それにプラスして最近は・・・

 

左の頬が痛くなってきたとき、「副鼻腔の中の細胞さん、お疲れですね。今、少し体を横にします。」と心の中でいいます。

 

そのとき、実際に、細胞の様子を想像するのです😂

 

ぐったりして、まいっているような様子がみえたら、10分でも15分でも横になるようにしました。

 

そして、私の副鼻腔炎は、真菌という、いわゆるカビも関与していると言われているので、カビにも話しかけます。

 

「カビさん、私の細胞と、仲良く共存してくださいね。こちらも攻撃しないので」と。

 

おかしなこと、言ってますよね😂

 

でも、これが、今、一番効果がでています。

 

先月、1週間のうち、1日も休みがなく、友達とご飯、美容院、ジム、講演会がありました。

 

おまけに、冬は夜、家でずっと寝ている虎次郎に、毎日AM2~3時の間に起こされます。


でも全く再発なく経過しました。

 

以前は睡眠の質が悪化すると、すぐに再発していましたがそれもありません。

 

体についてや、気についての本を読むと、そこには、”細胞1つ1つに自分の意思、考えがある”と書いてありました。

 

ときには時間をとって、自分の細胞レベルまで深く会話することも、健康でいることに繋がるのではないかと思います。

 

病気の細胞も、自分の体の中にある、細胞です。

 

西洋医学、東洋医学、そして、自分で自分の細胞と会話したりケアしたりする自己治癒療法。

 

私の中では、今、すごく大切だなと思っているのです。

 

みなさんも、痛みや、不調を放置されず、体が何を訴えているのだろうか?と考えてみられると、何か発見があるかもしれません🌸