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今年は元旦から大災害がおき、日が経つにつれ、その被害の甚大さがどんどん報道されるようになりました。

 

現地の人々の悲しみ、悔しさ、苦しさ。

 

画面を通して、お気持ちが伝わってきます。


辛く悲しい、怖い、と同じ気持ちになってしまいます。

 

この状態を、”共感疲労”といって、実際に被災していないのに、思いを寄せ過ぎて精神が疲労してしまうと報道されていました。

 

そうなった場合、ニュースから距離を置く必要があるそうです。

 

これほどの悲しみではありませんが、昨年12月、私は虎次郎が大怪我をして、サブもこなくなり、その辛さから、”こんなことなら、生き物と暮らさなければよかった”と考えてしまいました。

 

同時に、夫を失う悲しさを想いました。


いっそ一人で暮らしていたら、誰かや、ペットを失う悲しみを味わうことはないんじゃないか”とまで考えてしまいました。

 

私は、基本、寝たら元気になるタイプで、自分の病気や仕事のトラブルには強い方です。


しかし、大切な人や生き物が苦しんでいる、怪我をした、病気になった、となると、途端に、真っ暗闇に落ちやすいです。

 

そのことを昨年12月に再度認識しました。

 

そこで、大切な人、家族を失った時に、どうするか、再び学び直しました。

 

これは6年前、仲良しだった母を亡くしたときにも、大量の本をよみ、大勢の方のブログを拝読し乗り越えたことでした。

 

それは、結局のところ、”今を精一杯生きる” ということでした。

 

不安は亡くならないし、消えることはない、不幸もなくならないのだから、リスクや想定されることには準備をして、それ以外のことは考えず、ただ、今、を生きる。

 

いつか失うとしても、今、虎次郎が目の前で鳴いている、甘えて膝にのっている、元気にご飯を食べて寝ている。

 

サブちゃんも、最近は朝夕、来て、温かい和室でごろんと横になって安心している。

 

いつか別れるときが来るとしても、優しい夫と今日も一緒に過ごせた。

 

友達と、会って、今年もがんばろうね、よろしくね、といえた。

 

そういう、一瞬一瞬の積み重ねで、未来は作られ、過去を満足できるものにできる。

 

災害も、戦争も、病気も、怪我も、私にはどうすることもできない。

 

人間も動物もいつかは死にゆく存在です。

 

それがいつかはわからないのであれば、明日を想うより、今、大切な人に、言葉を伝え、大切な家族をだきしめる。

 

仕事も、その時、その人に対して、しっかり魂をもって向き合って、自分ができることをする。

 

もし、暗い淵に落ちそうになったら、またこの記事を読み直そうと思います。