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義母さんからのお土産

お茶をいれて

お気に入りの九谷焼にのせて😊


人間ドックの外来や、普段の会話でよく相談されるのが、”まぶたの下や口の周りがぴくぴくする”というものです。

 

ピクピクしたり、波打つように、筋肉が勝手に動いてしまうことで起きます。

 

眼瞼けいれんや、顔面けいれんの原因は、様々あります。

 https://medicalnote.jp/diseases/%E9%A1%94%E9%9D%A2%E3%81%91%E3%81%84%E3%82%8C%E3%82%93?utm_campaign=%E9%A1%94%E9%9D%A2%E3%81%91%E3%81%84%E3%82%8C%E3%82%93_%E5%8E%9F%E5%9B%A0&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo#%E5%8E%9F%E5%9B%A0


眼瞼のけいれんは眼輪筋という筋肉のミオキミアという状態で、顔面神経支配です。

 

原因としては

①ストレス

②疲労

③睡眠不足

④不安

といわれていますが、血管が顔面神経を圧迫していることがあります。

 

顔面神経は、脳の、脳幹という部分から枝を出しています。

 

その付近に、後下小脳動脈、前下小脳動脈があり、顔面神経を圧迫してけいれんを起こしていることがあります。

 

なので、顔面けいれんの方は、頭部MRIを施行するのですが、通常のパターンでのMRIでは発見できないこともあります。

 

一般の方は、”MRIをとればだいたいのことはわかる”と思われている方も多いのですが、そうではありません。

 

スライス幅、というのがあり、撮影するとき、何ミリスライスで輪切りにするか(専門用語で軸位断といいます)は、検査をオーダーする先生が、どの部分をみてほしいかを依頼文にかかないといけないのです。

 

このスライス幅を決めるのは、放射線技師さんなのですが、”顔面けいれんの方なので、脳幹付近を詳細にお願いします”と書いていないと、通常パターンでとられることがあります。

 

通常のスライスパターンでとると、病変がある部位は、切られた断面と、断面の間にあった、ということになってしまいます。

 

またMRIには、T2、T1、FLAIR,DWIといった画像も複数あり、それぞれの撮り方で、何を中心にみるか、異なるのです。

 

稀なケースですが、顔面の感覚が左右で違う、顔がぴくつくという30代女性の頭部MRIを行ったところ、脳幹部に脱髄が見つかり、他の部位にも病変があったため、多発性硬化症と診断し治療を行ったこともあります。

 

眼輪筋(まぶたの周囲)の痙攣から、口周囲まで、痙攣が拡大してこられていたら、MRI(脳幹部周囲含めた)を撮影していただいてください。

 

血管が顔面神経を圧迫していることがわかった場合、症状が強いときは、脳神経外科で手術をしていただくことになります。

 

症状が軽度の場合は、抗てんかん薬で改善がみこめることがありますので、脳神経外科か脳神経内科医にご相談ください。この他にボトックス注射を行うこともできます。

 

過剰なストレスや不安、イライラは神経にとっては良くない影響がありますので、あわせて解消される方法もご検討ください。

 

この記事が、何かのご参考になれば、幸いです😊