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先日、いつものお楽しみ時間、「ウチ断捨離しました」の録画をみておりました。
その方は、ご主人と別居3年のママのお話でした。別居の理由は明かされなかったので、わからないですが、深く傷ついた彼女は、物をさらに捨てられなくなり番組に応募されたのでした。
ただ、3年間でたまったのではない物の量で、大きくなった子供さんの、ベビーベッドやら椅子やら、まずもう絶対使わないもので、部屋2つが埋め尽くされていました。
長女ちゃんの部屋を作りたいという希望が明確にあり、最初のうちは、断捨離は快調に進みました。
”今回の話は、すごくスムーズだなあ。なんで、今までこんなに溜め込んだのかな?”と思うほど彼女の決断は早くどんどん片付きました。
ところが・・・
洋服ゾーンにはいると、彼女の手はとまってしまいました。
その洋服は、結婚する前、おそらく15年以上前の服で、なんと高校のときの服もある始末。
やましたさんが、”なんでこれを取ってあるの?”と聞くと、”この時代が自分が一番輝いていたから”と言われます。
それって・・・過去はすごく良くて、今が残念だから、過去に逃げるためにその服を取っているってこと?と思いました。
今が残念なら、なぜ残念か、考えて、過去への執着をとっぱらって、現実を打開することが必要なのでは?
”この洋服をみると、落ち着く”という意味のことを言われてましたが、それが真実だったとして、大きな洋服タンスいっぱいいります??と。
私は過去には執着しないタイプないので、たとえ思い出がある服でも、着ない、似合わないと思ったら手放します。
思い出は胸の中にあるものです。
過去の服が、今の自分の現状を変えてくれるとは思いません。
洋服をみて、思い出して、あの頃はよかったなあ〜と回想して、一時的に、気持ちがほっこりして、がんばろうって思うのはいいと思うのです。
でも、そんなに大量にいる??何百枚もいります??
一番好きな服を残して、それを飾って、見えるところに置いて、”この時みたいに、私、もう一度輝くぞ!”ってするなら、とってもいいと思います。過去が現在を応援してくれるって思います。
でも、着ることもなく、出すこともなく、タンスにぎゅうぎゅうに詰め込まれた服が、今の自分を応援してくれるとは思えないです。ましてや、部屋全体が狭くなっている。空間にゆとりがない。
そのことは、きっと番組スタッフの方も、やましたさんも分かっておられるのですが、今回は、なんと、断捨離完結せず😅
”本人が断捨離を再開するかどうかを待つ”という結論になりました。
最後に、やましたさんが、依頼者さんに言われました。
”長女ちゃん、家が片付いて嬉しい、広くなって嬉しい、家全体がこうなったらいいって言ってましたよ”と。
子供は感性が豊かで敏感なので、家が快適かどうか、すごくわかると思います。
うちに来た、姪っ子も、近所の子どもたちも、”おばちゃんの家、スッキリしてる!なんか、ゆっくりできる!また来たい”と言ってくれました。押し入れも、隙間があるので、その中に隠れたり、リビングを走り回ったり寝転んだりしてました。
過去の思い出にしがみついて、大量の衣服に埋もれるのと、子供の健やかな成長と願いとどちらが大事か、きっと依頼者さんもわかる日がくると思います。
あの頃はよかった、ではなく、あの頃もよかった!でも今もいい!って感じて欲しいなあと番組をみていて、思いました。