いつもお読みいただきありがとうございます😊

 

先日の高血圧の記事に、ご質問をいただいき、動脈について詳しく書かせていただこうと思いましたのでよかったらご参考になさってください。

 



動脈が固くなる原因については、先日の記事にもかかせていただきました。

 

動脈硬化は、年齢の他には、動脈の壁に傷がつくことでも進行します。

動脈は内膜、中膜、外膜という3層構造になっています。内膜の内側には内皮細胞がいて傷がつくと、そこを修復しようとして、血小板やマクロファイージが集まってきます。

 



悪玉コレステロール(LDL)が高いと、傷がついた内皮細胞の中に、LDLがはいりこみ、酸化を起こすことによって、身体にとって”異物”となります。

身体は異物と認識すると、そこの部分を攻撃するためマクロファージという免疫細胞のお掃除やさんが来て食べてくれるのですが、あまりに量が多いとたべきれず、死んでしまいます。殉職です・・・

そして、その部分は固くなり、線維化という状態となり、血管が固くなっていきます。

 

動脈硬化の要因には先日の記事にあるようなものがほとんどですが、他に、”血液が固まりやすい人”というのがあります。

 

血液の中には凝固線溶系という系統があります。

検査項目でいうとFDP,フィブリノーゲン、TATなどがあります。これは、血液の病気などで異常がみられます。詳しくは、血液凝固と線溶、という項目でお調べください。

 

この異常は、血液の病気の他に、敗血症といって重症の感染症や、悪性腫瘍でもおき、また最近ではメタボリック症候群は全身の炎症性疾患であるという認識もあり、このために炎症が持続し、免疫異常が起き血液が固まりやすくなるとも言われています。

 

動脈硬化を調べる検査について、記載します。

①頚動脈エコー:頚動脈(首の両側にあり自分でも触れることができますがあまり強くおさないでくださいね)の超音波検査です。血管の中の様子をみることができます。

プラークといって血栓のもとになるものがみえたり、内膜がぶあつくなっていないかみれます。

②ABI

とても簡単な検査で、病院では当日施行も可能です。両手足の血圧を測定して、その数値の比率で、動脈硬化指数がわかります。血管年齢がわかる検査といわれています。

③採血

上記にあげたように、悪玉コレステロール、尿酸値(尿酸はトゲトゲした構造をしていて血管を傷つけます)、脂肪肝のチェック(AST,ALT)、糖尿病(HbA1c)、腎機能検査(BUN,Cr)、凝固線溶系のチェックなどです。

④心電図

⑤心エコー検査

最近では、一部の医療機関でですが、冠動脈CTといって、カテーテルを使わず、心臓の血管をCTで検査できます。心臓の血管の動脈硬化をみることができます。

⑥頭部MRA:MRIを撮影するときに、MRAを追加します

 

このような検査は、最近は人間ドックのオプションでもありますが、かかりつけさんがあれば、そこで希望して保険で検査されることもできます。

 

動脈硬化の要因には、ストレスもあります。なぜかというと、ストレスが蓄積しすぎると、自律神経のうちの、交感神経が優位となり、血管を収縮させすぎたり、ストレスホルモンの分泌が増えるからです。

 

野菜を先にたくさん食べて、複数の乳酸菌を摂取し腸内環境を整えること、脱水に注意して水分摂取を2リットル程度する、運動は無理のない範囲で、毎日できたら20〜40分程度の有酸素運動をされること、睡眠をうまくとることが大切です。

 

そして日々の生活の中に、”幸せだな〜〜💕”と感じる時間をとり、リラックスされることも大事だと思います。

 

何かご質問などございましたらコメント欄に遠慮なくお書きください。私にわかる範囲でお答えさせていただきます😊お読みいただいている皆様の健康の一助になれましたら嬉しく思います。