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以前から書いている人間ドックの常勤医師、10月中旬で退職されることになりました。
病名はうつ病で、半年間休職し、結果病院側から、どうするのか聞かれて、”辞めます”ということでした。
それは全然いいと思います。
その先生自身の人生だからです。
どんな仕事をするか、それは本人が決めていいと思います。
医師免許を持っていても医者ではなく起業されたり、経営者になったり、いろんな選択肢があります。
でも、この医師のいけないところは、退職するまでの間、いろんな人に支えられて、病院からも傷病手当ももらって、常勤の先生は休職中の彼にかわってボランティアで人間ドックの業務をしてくれたのに、そのことについて何もいわなかったことです。
先日、自分の荷物を取りに来られらそうですが、お世話になりました、ご迷惑をおかけしました、の一言もなく、さっさと帰ってしまったそうです。
社会人として、人として、どうなの!?と職場のみんなも、聞いた私も絶句でした。
でも、それが彼の生き方なんでしょう。
これからは医師ではなく、株の取引と、なんだかわからないですが、カードとかフィギュアとかの転売をするそうです。
彼がどんな仕事をしようがかまいませんし、そちらの方が才能があるようですので、全然いいのですが1年半勤務した仲間に何の挨拶もなく去るというのはいかがなものか、と思います。
誰も教えてくれなかったのか、聞く耳をもたなかったのか。
私も大学病院を退職するとき、いろんな部署に挨拶にいって、お礼をいって、粗品をお渡しし、医局員や看護師さんには個別にお手紙を書いてやめました。
私が退職することも、次にどんな仕事をするかも自分の自由だと思って辞めましたが、やはり退職することは医局に多大な迷惑をかけることでした。
ちゃんと退職したので、その後も嫌な感じはなく、医局とも普通に接してもらっています。
人とのご縁というものや、いただいた恩は大切にしたいと思います。すべては繋がっている、そう思います。
”これからの自分にはこの職場の人は関係ないや”と思っているのかもしれないですが、彼の態度は今後の人生にプラスにはならないと思います。
今月からいつまでかわからないですが、また月曜、土曜の人間ドックの仕事、木曜日は脳神経内科外来の仕事になりました。
今日も、自分ができることを精一杯、気持ちよくしたいと思います。