いつもお読みくださりありがとうございます。
以前の記事にもかかせていただきましたが、2018年は人生で非常にきつい年でした。
母の末期癌、自分の婦人科手術、夫のうつ病が重なった年でした。おまけに初めて飼った猫が年末に大怪我をして手術に💦
2018年の夏、母の病気が余命が短い難しい癌であることがわかり、私は母に会いに帰ることが多くなりました。
多いといっても今までは年2回くらいだったので、それよりは増えた程度でした。
夫は、その年から、新しい病院で勤務となり、そういった面では環境の変化がありました。
ただ、それまでは大学病院に勤務し、その後、国立の研究機関で勤務していたことを思うと市中病院の勤務はそれほどきついとは思っていませんでした。
月曜日から土曜日午前までの勤務と、月4〜5程度のオンコールがありました。
大学病院のときはそれよりももっと大変だったので、私は夫のことは心配していませんでした。
ところが、母の治療がはじまって数ヶ月した秋のある日、夫が”仕事がきつい”というようになりました。
よく話を聞くと、職場の人数が画像の枚数の割に、少なかったのです。
おまけに、しょっちゅう体調が悪いとか、奥さんのお店の手伝いとか、自分が腰痛で入院後に、海外へ旅行するとかで休む医師がいたのです。(ちょっと信じられないです)
そのやたら休む医師は、前の職場でうつ病になったので、今の職場では急に休んでも、ほとんど何もいわれないという状況でした。
そんな中、夫は非常に真面目で責任感が強く、また忍耐強いために、あまり自分の意見をいわず、断らない性格のため仕事の負荷が大きくなっていたのでした。
夫が”仕事がきつい”といったのは、本当に限界なんだろうと思いました。
いろいろと原因を分析しました。
私が、一番に問題だと思ったのは、夫が常に、”他人のため、親のために生きていること”でした。
私には比較的本音を話しますが、友人含め、同僚にはもちろん、実親にも自分の意見は全然言わない人でした。
常に親の期待に応えないと、職場のみんなの希望、期待に応えないと、と必死だったのです。
私も大学病院を退職するまで、同じように生きてきたのですが、夫は不満や愚痴を言わない分、症状が重症化していました。
この頃から夫のメンタルケア、日に日に悪くなっていく母のケア、父からの相談、仕事のこと、保護した猫の怪我、自分の不正出血と貧血の悪化、そして手術、と、怒涛の日々がはじまりました。
続く・・・