いつもありがとうございますニコニコ

 

医師になってから、資格試験がいくつかありました。一つは内科認定医試験です。この試験は国家試験が終わって研修医をまじめにやっていれば90%以上(たぶんそれ以上)合格できる試験です。

症例レポートといって、自分が担当した患者さんの症例を規定通りに書いて、考察をして、提出、その後マークシート試験があります。

その後、専門医試験があり、脳神経内科専門医試験を受験しました。

この試験が猛烈に難しくて、1回目は不合格となりました。

35歳のときに再受験し、ようやく合格となりましたが、本当に難しかった上に、2次試験は、えら〜い教授方3人(他大学の全く知らない先生)の前で、診察実技と、症例レポートについて、詳しく聞かれるという地獄のような時間がありました。

私は緊張しすぎているのがわかったみたいで、面接の教授に”一回おちつきましょうか🤣”と言われる始末でした・・・

それでも合格できたのは、奇跡みたいなものだと思いますが、あとから主任教授に聞くと、2次試験は、1次試験のマークシートの結果でだいたい決まっているから、受験する先生が変なことをいったりしなければ受かる、とのことでした笑い泣き

変なことって???と思いましたが、まあ合格できたのでよかったです。

 

この専門医資格があるのと、ないのとでは、外勤先の病院での待遇が違うこと、記載できる書類が限られてしまうので、大きな病院で勤務するには必須です。この資格がないと身体障害者書類がかけないとか難病のときに書く書類もかけないとか制限があります。

 

他にも、てんかん専門医、頭痛専門医などたくさん資格がありますが次に私が受けたのは、総合内科専門医試験です。


これを2冊


 クエスチョン・バンク 総合内科専門医試験 予想問題集 vol.2 https://www.amazon.co.jp/dp/4896326857/ref=cm_sw_r_cp_api_i_B21YMPY26CTXFWSW4NY4


これを受けようとおもったのは、単純に、内科全部の勉強をしなおしておいたほうがいいとおもったからです。

 

ずっと1つの科で専門医でやっていると、疾患に慣れてしまうこと、なんとなく知らないことはないみたいになってしまうこと、また、総合内科専門医は、歳をとってから受験するにはハードすぎるからです。

内科全部、しかも最新の知識が必要で、試験時間も6時間と長い・・・腰やら肩やらメンタルやら、きついからです。

 

この試験を受けるにあたっては、学生時代から成績のよかった主人に相談しましたひらめき

 

①まず試験問題を1回といてみる

②どこまでできるか確認する。知っていて1回目で解けた問題は次は飛ばして解く

③クエスチョンバンクを3回解く。(⇦試験用の問題集です)

④専門医試験の問題を解いて、できなかったところだけ、ノートに抽出する

 

は〜〜〜そうなの??っていう感じでした。

私はいきなり参考書を読むタイプで、しかも細かくきちんと読まないと気が済まないし、要点をノートに書いたりするのを試験勉強としてやってきてましたが、いきなり問題集を解くんだ魂が抜ける

 

自分の勉強法を話すと

”そんなことやっていたら何年経っても受からんよ”ときついお言葉をいただき、主人にいわれた通りにやってみました。

 

最初に問題集を解いた時は、他の科の問題が同じ言語と思えないくらいわからず😭😭国家試験用の問題集も❓だらけでした。

 

でも言われたことを信じて、そして記憶力も低下しているので何回もやってみましたら、合格できました!!

合格率が65%前後の試験なので、45歳にしてはがんばったと思います。

 

この勉強方法・・・もっと早くに実践していればよかったなあ・・・と思いました🤣

 

総合内科専門医を受験したことで、他の科の先生に対する尊敬の念も強くなり、また記憶のブラッシュアップにもなりよかったです。

 

でも、もう試験はこりごりです🤣