マイナスイオン詐欺認定 | φ(´∀`へ)へ 死ぬまでに何か書いておこう!! (旧 窓際大学院生のたまには真面目に生きよう。)

マイナスイオン詐欺認定

おはら汁(緊急避難場所)

というところで、取り上げていたので、それに載っかって、佐和もマイナスイオンについて語りたいと思います。


「科学的根拠ない」マイナスイオン広告に都が指導 (読売)

というニュースが最近あったようです。


ところで、まだ行政は動いてなかったんですか?


まぁ、物事の良し悪しを判断できる頭を持った人は、マイナスイオンが嘘だとわかっていたと思います。ということは、こんな詐欺まがいにひっかかったのは、文系が多いね、きっと。

(大学において理系が必死に実験をしている時間に文系は女の子と遊びまわっているので、佐和は文系が嫌いなんですね。えぇ、女の子と遊べないのは、佐和がモテないだけだって? そんなこと、知ってるさ。八つ当たりだって、わかっているさ)



マイナスイオンが嘘っていっても、もちろん、マイナスイオンという科学現象はあります。例えば、食塩を水に溶かすと、ナトリウムイオン(プラスイオン)と塩化物イオン(マイナスイオン)にわかれるって中学で習います。


では、ここで言っているマイナスイオンとは何かって言うと、

「細胞を活性化させ、心に安らぎをもたらす」「たばこや排ガスを浄化し、空気をきれいに保つ」といった「マイナスイオン」効果のことです。


それじゃ、どうして、これが世間一般に広く出回るようになったかというと、

発掘ウソウソ大辞典ならぬ、「発掘あるある大辞典」という番組に原因があるらしんですよ。


まぁ、「発掘あるある大辞典」が嘘をつくのは、生物が呼吸をするくらいに自然なものと佐和は思っています。

けれども、このマイナスイオンの効果に関しては実はちゃんとした文献があるんです。

そう、このマイナスイオンに関しては、『医学領域 空気イオンの理論と実際』(木村・谷口)という文献に根拠が見られるようです。


おぉ、発掘あるある大辞典にしては、まともじゃないか!!!


ただ、この文献、ちょっと古いんですよね。

第二次世界大戦の前の文献だから。


まぁ、ちょっと古いのは、許容範囲。

これもよくあることだよ。

番組名に「あるある」ってついてるし、もはやあの番組は創価タレントと、スポンサーのためだけに「ある」んじゃないですかね?


ちなみに、マイナスイオンの効果に関する、

まともな科学的研究は現在までないです。



それなのに……

それなのに……



ある日、佐和は午前中の通販番組で、理研の先生がマイナスイオンの加湿器を宣伝したのを見てしまったんです。


そう、理研とは理化学研究所のことです。


世界的に見ても、おもしろい研究をしている人たちです。

そんな人たちが詐欺の片棒を担ぐなんて。

と思ったんですが、すぐに疑問は氷解しました。


その先生はある実験を行っていたんですけど、その実験の結果だけをしゃべっていて、マイナスイオンに空気洗浄の効果があるとは一言も言ってなかったんです。


その実験とは以下のようなものでした。

ある密閉環境(ドラフト)の空気中をアンモニアで満たす。

その後、売りたい加湿器を中へ入れ、動かす。

そして、ドラフト内のアンモニア濃度を測る。

結果は当然のごとく、ドラフト内のアンモニア濃度が下がる。

その加湿器がアンモニアを除去した、つまり、空気洗浄能力もあると宣伝。



あれ?

この実験結果って当たり前じゃない?

中学生の理科の知識を持っていれば、このトリックにすぐ気づくんです。


だって、中学の授業で、アンモニアの性質って習ってでしょ?

よく水に溶けるって。


加湿器で、ガンガン水蒸気を出せば、その水蒸気にアンモニアが溶け、ドラフト内のアンモニア濃度が下がるのは、当たり前です。


それに、理研の先生が「ある程度は下がるとは思ってましたが、こんなにアンモニア濃度が下がるとは驚きですね」としゃべる映像が流れましたが、マイナスイオンのおかげで、ドラフト内のアンモニア濃度が下がったとは一言も言ってないんですよ。


まぁ、物事をちゃんと判断できる消費者は、そこのところがわかるから、ひっかからないと思うけど、日本の主婦の認識レベルを考えると……


まぁ、株式上場を狙っているという噂の東京めいらくは、未だに波動による詐欺まがいのことをしているしなぁー。



(「ニセ科学」入門  より一部引用)


参考URL

「ニセ科学」入門