昨日のお料理教室で出た話題

『指しゃぶり』

について書いてみたいと思います。


タイでお茶会を4年間続けた中でも、
この悩みは本当に多くのお母さんから聞きました。


あるお母さんが、

「私は小6でやめましたよ。
寝るときの指しゃぶりがどうしてもやめられなかったんですけど、
修学旅行のときに、このままでは恥ずかしい、と初めて思って、
自分の意志でやめました」


とおっしゃっていました。

そんな風には見えない、とっても見てるだけで頼りたくなるような元気で爽やかなお母さんだったので、

へー!とその場にいた皆で驚いていたのですが、


それよりもまた後に、

「うちの夫は未だにしてます」

という話も出て、

爆笑したこともあるなあ、

と懐かしく思います。

 

私が思うには、指しゃぶり、2歳くらいまでにやめられればいいんではないか、
と思います。

むしろ、眠るための手段として、
ガーゼを握り締めながら指しゃぶりをすると絶対寝る、
とか、そういうの羨ましいなあと思っていました。

 

ある程度、意思が通じるようになって、指しゃぶりをやめさせたい、

 

と思う時、

 

指しゃぶりに限らず、


何かを子どもに求めるとき

 

(指しゃぶりやめてほしいなあ、とか、

例えば、私だともっと勉強してほしいなあ、とか)

 


まずは自分の心を整理してみることが大切だと思います。

 


なぜ指しゃぶりをやめてほしいと思うかと言えば、

 


お母さんによって違うと思います。

 


・指ダコが見ていられないから

・出っ歯になるのが心配

・みっともない

・生理的に嫌悪感が走る

・ばい菌が指から入るから病気によくかかるような気がする

 

(ちなみに、生理的嫌悪感があるから、というのは立派な理由になると思います。

私も、テレビの音があまり好きでなく、イライラしてくるので、

「おかーさんはテレビの音が嫌いなんだよーう、頭痛くなってくるのー」

と長時間見ている子どもに、心から、消してとお願いすることがあります。

 

まれに、赤ちゃんに、おっぱいを吸われるのが、生理的に受け付けない、というお母さんが、いるんです。それはもう、仕方のない事。もしかしたら、その奥の理由を乗り越えたら、大丈夫になる時があるかもしれないけれど、

ともかく、今、お母さんが、私は赤ちゃんにおっぱいをあげるとどうしても生理的嫌悪感が湧く、というときには、それは尊重されて良い、ミルクに変える立派な理由と思います)

 


もし、こういうのがなくて、

お母さんが指しゃぶりが気にならなくて、

 


お子ちゃんも、指ダコができているけど、別に困ってない

 


となれば、別に指しゃぶりをやめる必要はないんだと思います。

 

 

 

なので、

 


「私なんで指しゃぶりをやめてほしいんだっけ?」

 


と自問自答してみたならば、

 


自然と、お子ちゃんにも、

 


「出っ歯になっちゃったら、お母さん心配だなー」

 


という感じで、声をかけられて、

 


子どもちゃんも

 


「そうだよなー」

 


と思えたりして(で、やめるかと言えば別だけど)

 


なんていうか、親から子への、一方通行の、強制的なものではなく、

 


逆に指しゃぶりをめぐって、よいコミュニケーションがとれるきっかけになると思うんです。

 


子育てって、多分そういうところが、きっと面白くて、醍醐味のところだと思うので、

 


「指しゃぶりやめなさいっ」

 


という感じだと、もったいないなー、、、と思ったりもします。

 

 

 

例えば、

 


オムツなし育児といって、

 


産まれてすぐのころから、オムツをせずに、トイレでオシッコやウンチをさせる育児法があるのですが、

 


私は長男を産む前からそういうのがあるのは知っていて、

 


最初は気が向いたときにやってみたりしたんですが、

 


外出してばかりいたので「無理っ」

 


と一瞬でやめましたけど、

 


タイにいたとき、お一人だけ初めてオムツなし育児が成功してた方がいらっしゃったのですよね。

 


1歳ジャストで、お子さんはお母さんの服をひっぱって、

 


トイレに行きたいっと意思を示すことができていて、

 


もちろんパンツだったんです。

 

 

 

どうやって成功したの?

 


と聞いたならば、

 


・タイだし暑いし、家の中はフローリングですぐ掃除できるし、

すっぽんぽんで生活していた

 


・割と引きこもりがちの生活であった

 


・まあ、うまく行ったら楽しいなくらいの気分でやっていた

 


という感じだったんです。

 


かつ、きっと、私が思うに、膀胱がでかかったのだと思います。

 


(膀胱が小さいと、やはり頻繁にオシッコします)

 

 

 

そして、そのお母さんとお子さんが、楽しそうにしているのは、

 


オムツを外せたこと、そのものではなくて、

 


「おしっこがしたいよ」→「じゃあ、トイレに行ってしよっか」→「うまくできたね!」

 


という、コミュニケーションが通じ合える喜びが、一番嬉しかったということでした、

 


想像できますよねえーその喜び!

 

 

 

 


私なぞは、子どもが元気に生きてりゃ、それだけでもうお母さん100点満点!

 


て思いますから(言い聞かせるから、、、)

 


うちの子、7歳と5歳の子が、夜のオムツが外れていないことが、、、、

 


そんなに悩みではない、

 


といえば、嘘です(笑)

 


オムツ、めっちゃ高いんですよね~その年齢の。

日本には7歳用のオムツとか、売っているのでしょうか?


ここスペインも、イギリスと同じ商品、

スパイダーマンのオムツが売っています。

12個で10ユーロ強、、、1個100円以上します。

たーーっぷりのオシッコを守ってくれるので、ありがたいです。

 

そろそろ、抗利尿ホルモンの薬を処方してもらって様子を見るとか、

病院に行かなくちゃいけないかなあ、

 

と思ったりもしているのですが、、、

 

ちょっと悩み中です。

 


多分、寝る前の食事と水分をコントロールすれば、長男は成功するだろうという感覚が見ていてあるのですが、

今一歩、一歩を踏み出せずに時が経過しています。

 

ハナシがずれましたが、


子どもに何か変化を求めるとき、

その心の元には、自分のどんな気持ちがあるんだろう、

と考えることは、とっても素晴らしい、素敵なことと思います。

 


そんなこんなを踏まえたうえで、

指しゃぶりに効果があるという、絵本のご紹介。


「なっちゃうかもよ」


「ゆびだこ」

 

それから、爪にぬる、まずいマニュキュアもあります。

指しゃぶり、マニュキュアと検索すれば出てくると思います。

商品のレビューを読むだけでも、ああ、うちだけじゃないんだなあと、安心できたりします。。


「指しゃぶり やめたい」と検索するだけでも、たくさん情報がでてきます。


あとは、

「出っ歯になると、うどんとかの麺が食べられなくなっちゃうよー」
とお子さんに言っているお母さんもいらっしゃいました。

 

お母さんって、色々なことが、心配になってしまいますね!!!^^