示談交渉 | うつでアスペな夫と共に生きる妻のブログ
引越しから数日後、

会社と夫との間で2回目の話し合いが行われました。

場所は前回と同じレンタル会議室。

今回の会社の代表者は副社長と人事部長でした。


最初に副社長が話し始めました。

前回の話し合いのあと、支店の調査を徹底的に行ったところ、

確かに夫の認識していた労働基準法違反の実態があった。

それについては全面的に認めるが、本社がそれを推奨していたわけではない。

長い歴史の中で、支店独自のルールが生まれ、

本来の本社の考えとは異なる労働環境が形成されていったようである。

そのため、違反については既に対策を考え、全社的な規模で改善を図っている。

そんな説明が1時間ほど続きました。


支店独自のルールとは、

休憩時間は要らないからその分早く家に帰りたいという社員の要望を受けて

本来存在していたはずの休憩時間を廃止したとか、

忙しい日に休憩時間が取れなかったとしても

暇な日に多めに取らせれば埋め合わせできるだろうと考えていたとか、

そういった類のものです。

支店の責任者が労働基準法を誤って解釈・運用した結果、

本社の目の届かないところで違反が行われるに至ったということでした。


あとから夫に聞いた話ですが、

夫はこんなにもあっさり会社が違反を認めるとは思っていなかったそうです。

副社長の意向としては、太陽政策というか、

真摯に対応してるから裁判だけはしないでねという感じを狙ったようですが、

夫にとってはただの自白。

文書での回答をもらえなかった代わりに、

副社長が自らの口で違反を認めるという形で、

のどから手が出るほど欲しかった重要な証拠を手に入れたのです。


労働基準法違反についての説明がひと通り終わったタイミングを見計らい、

夫は会社側に示談書を提示しました。


『請求額2億円』

「これにサインしていただきたい。」


これまで一瞬たりとも感情を表に出さなかった副社長の顔が初めて曇りました。

「これは私がすぐに答えを出せるものではない。」

すかさず夫が言いました。

「いつまでにお返事をいただけますか?」

副社長は言葉に詰まりながらも、

6月中旬までには何らかの答えを出すことを約束してくれました。

2回目の話し合いが終わりました。


次回 「請求額の内訳

夫の視点から見た会社との紛争はこちら


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