● 不登校になる前の息子に、習い事を続けさせようとしていた頃を振り返って思うこと
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
このところ、急に寒くなりましたね。
息子の話では、北海道の余市はもう8℃だということで、
秋を通り越して冬になりそうな感じがしています^^
さて、今日の本題です。
お子さんに習い事をさせようと思う時、
皆さんは、どんなことを期待したり、
どんな考えで習い事を選びますか?
UMIを学ぶ前の私は、
得意なことを伸ばして自己肯定感を養ってほしいとか、
一度やりはじめたことを継続することで、忍耐力を養ってほしい
なんて思っていました。
かなり前の記事にも書いたことがありますが、
息子は、保育園の頃に年上の子がやっているのを見て、
やってみたいと言い出して、
エレクトーンのグループレッスン通っていたことがあります。
両手で弾くのにかなり苦戦していたのを見たり、
教室から脱走して、公園に逃げていたので、
息子にはエレクトーンは向いていないな…
と思いながらも、
一度はじめたことは続けなければならないとか、
イヤなことから逃げていたら、将来困る
などの思いから、必死に続けさせようとしていました。
当時の私は、
何かができることや、できることが沢山あれば、
息子の将来の選択肢が広がる
と信じて疑わなかったのですね。
それは、私自身も、仕事などのスキルをたくさん身に着ければ、
社会で必要とされると思っていたので、
(ひたすら足し算をしている状態ですね…)
その考え方をそのまま息子に当てはめていました。
ですが、何でもできる人は、器用貧乏になりやすい
とも言いますよね。
(私自身がまさにその状態だったと思います(汗)
まさに、エネルギーが分散して、
自分の好きなことや得意なことに集中できない
という状態でもあるのですが、
UMIを学ぶまでは、このような視点には全く気づけませんでした。
昨年購入した私のギターです^^
当時の私は、息子に
楽譜が読めると、大きくなってから、
バンドとか組んでみたいって思った時に、役に立つよ!
なんて言って、続けさせようとしていました。
で、高校生になってバンドを組みたいと思うような年頃になった
息子ですが…
エレキギターやってみたいということで、購入したり、
高校の部活でも軽音楽部に顔を出してみましたが、
やはり、ギターの練習はあまり性に合わないようで…(笑)
身体を動かす方が楽しいようで、バスケや筋トレを毎日やっているようです。
バスケも筋トレも、小さい頃にやっていたわけではないですが、
何とかなっているようです。
そして、私自身もウクレレやギターをちょっとかじって分かったことですが、
ピアノなどのドレミファソラシドに対応した5線譜ではなく、
TAB譜という、ウクレレの4弦や、ギターの6弦の
どこのフレッドを抑えればいいか分かる楽譜なので、
バンドをやる時に譜面が読めるようにするために、
小さい頃に無理してエレクトーンをやる必要はなかったのですね…(苦笑)
今となっては、苦手なことを無理やり続けさせられて、
しんどい思いをしたり、自己肯定感も下がったり…
と可哀そうな思いをさせたかな…とも思います。
そんな経験をしてきた今の息子は、
今やりたいことを犠牲にして、
やりたくないことをやり続けることは、自分にはできない
と言っているので、
親子共々こうやって学ぶ必要があったんだろうな…
と思います。
応援ありがとうございました^^