不登校やひきこもりのお子さんの物欲に思うこと② | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 不登校やひきこもりのお子さんの物欲に思うこと②

 

 

 

 

こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

 

昨日は、息子が小3の時から、一緒に登校しぶりや不登校をしてきた

 

不登校友達親子(笑)から、

 

明日、北海道の高校に行く息子へのお餞別のプレゼントを

 

いただきました。

 

 

 

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お餞別のプレゼントは、THE NORTH FACEのパロディで、

 

ポークフェイスと書かれたTシャツや、

 

ゴールドのモアイ像の鼻の穴からティッシュが出てくる

 

ティッシュケースなどと、

 

息子の性格や好みを知り尽くしている友達親子からのプレゼントでした。

 

 

 

息子は、このセレクトを見て、

 

笑いと実用性のギリギリのところを攻めてきて、一本取られたわー

 

と言っていました。

 

 

 

そして、ポークフェイスのTシャツは、

 

息子は、レトルトカレーをこぼしたままのジャージで、プレゼントを開けたので、

 

着る前から、さっそくカレー染みをつけてしまうという(写真左下)

 

息子らしい失態をしていました(苦笑)

 

 

 

袖を通す前に洗われたポークフェイスのTシャツと金のモアイ像は、

 

息子の当日持っていくスーツケースにしまわれました。

 

 

 

ママ友からのお手紙も入っていて、

 

息子とは、楽しい時も辛い時も一緒に過ごした

 

苦楽を共にした戦友のような感じです。

 

と書かれていて、

 

小学校入学前に戦隊モノのおもちゃを交換して遊んでいたことや、

 

どっちが自分の家か分からないくらいにお互いの家で遊んでいたこと、

 

そんな二人の間にトラブルがあって、仲直りしたけど、

 

二人とも不登校になって、一緒に苦しんだこと

 

私がUMIをはじめとした心の学びをシェアすることで、

 

一緒に楽になっていったこと…

 

10年分のここには書ききれない思い出が、走馬灯のように思い出されて、

 

感慨深い気持ちになりました。

 

 

 

 

 

さて、今日の本題です。

 

 

 

昨日は、

 

不登校やひきこもりのお子さんの物欲に思うこと①

 

という記事を書かせてもらいました。

 

 

 

不登校やひきこもりになったお子さんが、趣味のものをやたら欲しがるようになり、

 

好きなようにさせていたら、大変なことになるという思いを抱えながら、

 

お子さんに元気になってほしい、心の充電をしてほしい

 

という思いで物を買ってあげるという状態について、

 

潜在意識下では、どんなやりとりをしているか

 

ということについて書きました。

 

 

 

 

今日の記事では、以前のわが家も同じようなことをやっていて、

 

そこから、どのように抜け出したかということを書かせていただきますね。

 

 

 

息子は、小4の時から、一体数万円のフィギュアを欲しがったり、

 

ソシャゲで課金をして、ガチャを引きたいと言われたり、

 

トレーディングカードも箱買いを何度もお願いされたり、

 

一枚数千円もする単品のカードをねだられたりしましたが、

 

子どものお願いは気分よくやってあげるといい

 

という不登校改善のアドバイスを読み、

 

UMIを受講する前の私は、

 

モヤモヤした気持ちを抑えながらも、

 

早く元気になって学校に復帰して欲しいという思いから

 

買ってあげていました。

 

 

 

UMIを学んで、

 

この状態は私の自分軸のない状態

 

親子の間に境界線のない状態

 

不安から、息子を学校に行かせたいというコントロールの意識で

 

私が行動している状態

 

それに対して、息子は高価なものを要求することや、

 

親の期待に応えられないことに罪悪感を感じている状態

 

親子でマイナスの意識のやり取りをして、

 

心のエネルギーを奪い合っている状態

 

ということに気づきました。

 

 

 

自分自身に、どこまでは気分良くできて、どこから疑問を感じながらもやっているのか?

 

と聞いてみると、

 

ゲームソフトは、友達との付き合いもあるし、値段もさほど高くないから

 

容認できるけど、

 

フィギュアは、高額で大人の趣味の範囲の値段で、

 

友達との付き合いという要素は少ないという思いから、

 

息子にねだられる度に親が買うというのは、違和感を感じました。

 

 

 

ですが、親がフィギュアを買ってはいけないと、子どもを押さえつけるのは違う気がしたので、

 

友達との付き合いに必要なゲームは、母さんが買ってもいいけど、

 

18禁のゲームなど、条例に反するゲームや、

 

高価なフィギュアを母さんが買ってあげるのは、何か違う気がするんだよね。

 

 

 

そういう物が欲しい時は、お年玉やおこづかいで買うか、

 

お手伝いをして、貯めたお金で買うなら、いいと思うよ。

 

 

 

自分のお金だから、使い道については、母さんはあれこれ言うつもりはないしね。

 

というような話をしました。

 

 

 

当時小5の息子は、とても納得したようで、

 

この仕組みを取り入れることで、年齢不相応の物を欲しがる

 

罪悪感から解放されたように思います。

 

(お互いに納得できるというのが大切だと思います。)

 

 

 

小4から中1くらいまでは、欲しいフィギュアがあると、

 

一生懸命にお手伝いをしていた気がします。

 

 

 

結局、表面上の出来事としては、

 

息子は自分で努力して、自分の欲しいものを手に入れていましたが、

 

好きにさせていたら、将来大変なことになる

 

という私の不安や、

 

分かってもらえないという怒りや悲しみ、

 

こんなに買ってもらって申し訳ないという息子の罪悪感を刺激して、

 

さらに上書きする

 

という潜在意識下のやり取りを辞めることができました。

 

 

 

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心の奥で罪悪感を感じながら、欲しいものを買っても、

 

心が満たされることがないので、

 

買い物依存症のような状態になってしまうのですが、

 

罪悪感を払拭できると、ある程度楽しめば心が満たされると思います。

 

 

 

息子もさんざんフィギュアやプラモデルにお金をつぎ込んできましたが、

 

中2の後半辺りから、自分の身体を鍛えるということに興味を持つと、

 

フィギュアからは卒業していったように思います。

 

 

 

お子さんの物欲に悩まれていて、

 

お子さんとどのような意識のやり取りをしているかを

 

ご自分一人で見ていくのは、

 

見たくない部分があると、難しいように思います。

 

 

 

短期間で解決したいと思う方は、

 

カウンセリングを利用していただくのがいいのかなと思います。

 

 

 

 

 

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