●不登校になって情緒不安定になり、兄弟に暴言を吐いて困ってます
こんにちは＾＾ 野田祐佳里です。
カウンセリングのクライアントさんからのご質問で、
皆さんのご参考になりそうなことがありましたので、
紹介させてもらいますね。
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不登校になった高校生の長男が、家にいてもヒマなこともあり、
小学生の次男に、一緒にゲームをやろうと誘ってきますが、
次男にも都合があるようで、断ることも多々あります。
すると、長男は面白くないのか、せっかく誘ったのにとか、
次男は人の気持ちを考えないガイジだ
などと執拗に言ってきます。
次男にも、自分の意志があるでしょうから、お兄ちゃんに付き合ってあげたら
というのも違うような気がしますし、
頻繁な長男の攻撃から守ってあげないと可哀想な気がするのですが、
親が注意しても上手くいきません。
このような時は、どうしたらいいでしょうか？
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ガイジ：
見るに堪えない振る舞いをする非常識な者を指す、罵りや揶揄の込められた言い方
不登校になったお子さんが、情緒不安定になり、
些細なことで、親や兄弟に対して、文句を言う、キレる
という話は、よく耳にします。
今回のケースは、お母さんの中では、長男くんが問題児となっていますが、
長男くんがどうしてこのように、断られるとキレてしまうのか？
ということを理解しようとしてみるといいと思います。
（兄弟ケンカに、親が介入すると余計にこじれることが多いです。）
こちらのご家族では、情緒不安定でキレてしまいがちな長男くんの言動を、
家族の皆さんが理解できずに、煙たがっていたので、
長男くんは、自分は分かってもらえずに嫌われている、
そんな自分は可哀想だ
と度々口にしていたそうです。
長男くんは、家族の中で理解されずに孤独感を感じて、
孤独感を埋めるために、次男くんをゲームに誘っていたのかと思います。
ですが、長男くんは、自分の孤独感を埋めるために誘っているので、
相手が乗り気でなくても、しつこく誘ってしまいがちです。
そして、断られると、自分はやっぱり孤独だ、嫌われている
とブロックを刺激されてしまい、キレてしまうのですね。
こんな時は、長男くんの家族に理解されない孤独感や悲しみなど、
長男くんの気持ちを理解しようとすると、
長男くんの問題と感じる行動はおさまっていきますよ。
人は、自分の気持ちが理解されると、安心できるからです。
ですが、私達に、人を不快にさせてはいけないなどという思い込みがあったり、
自分が色々我慢していて、自分の気持ちを抑圧していると、
そんな振る舞いをしている子どもに対して怒りを感じてしまい、
子どもの気持ちを理解するのが難しくなります。
宇宙の法則、波長の法則で考えても、
自分の気持ちを抑圧し過ぎて、自分の本当の気持ちが分からなくなると、
自分の周囲にも、「分かってくれない」という思い込みを持った人が集まります。
UMIのカウンセリングや講座は、
家族の問題を直接仲裁したりと、相手を変えようとするのではなく、
自分の思い込みを緩めることで、家族関係が変化していきます。
UMIマスターコースは、11月末募集開始、2020年1月開講です。
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応援ありがとうございました＾＾
