不登校を長引かせたりこじらせないための、登校しぶりの対処方法とは | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 不登校を長引かせたりこじらせないための、登校しぶりの対処方法とは

 

 

 

こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。

 

 

新学期が始まり、早いもので2週間ほど経ちますね。

 

 

新学期から登校しぶりのお子さんに付き添ったり、

 

お子さんが学校に通えるようにと、担任の先生とのやりとりをしたりと、

 

お疲れ気味の親御さんのお話を伺うこともあります。

 

 

 

私自身も、息子が登校しぶりをしていた頃は、

 

息子が一日でも多く学校に通えるようにと、

 

息子が授業やテストが不安だと言えば、事前に先生に電話で聞いたり、

 

息子が学校に行きたがらない日も、必死に行くように仕向けていました。

 

 

今、こうして振り返ると、

 

このまま休み続けて不登校やひきこもりになったら、どうしよう

 

という恐怖を感じたくないために、

 

学校に行きたがらない息子を必死に通わせていたことが分かるのですが、

 

当時は、当たり前のことができない息子に対する怒りや、

 

私の手を煩わせる息子に対する怒りでいっぱいだったと思います。

 

 

一年ほど続いた息子の登校しぶりの対応に疲れ、いらだった私は、

 

どんだけサボれば気が済むんだよ!

 

と怒って、うずくまっている息子の背中を掴んだことがありました。

 

 

後から息子本人から聞きましたが、この時のショックは相当なものだったようです。

 

 

 

親も教師もカン違いしています。子どもが学校を休み始めたら「もう限界」なんです

 

という記事が不登校新聞にありました。

 

 

一部紹介させてもらいますね。

 

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たとえば、病気などのあきらかな理由がなく、数日間休んだ子がいたら、保護者や先生方は、その子のようすの変化に気づくはずです。

 

教育委員会などが作成した資料を見ても、「不登校の前兆」として身体症状を上げています。

 

身体症状とは「朝起きられない」「頭痛など体調不良」「理由もなく突然泣いてしまう」など。

こうした身体症状を伴っていたとしても、休み始めたときは、まさか不登校になるとは周囲も本人も思えません。

こんなとき先生方は「成長のチャンス」だと捉えるケースが多いようです。

 

つまりなんからの心理的な負担はあるけれども「これを乗り越えたら成長できる」と。

 

教員からその旨を教えられると、「そういうものなのか」と保護者も思うはずです。

 

そこで教員と保護者がいっしょになって登校を促すと、じつは決定的な不信を生む種になることが少なくありません。

 

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そもそも、お子さんが登校を渋っている時点で、

 

学校に対して強いストレスを感じている(理由は様々ですが)

 

学校生活に耐えられる心のエネルギーが残っていない

 

ということなのですね。

 

 

なので、本人が登校しようとしているならまだしも、

 

先生と親が、一緒になって登校刺激をすると、

 

お子さんの立場からすると、逃げ場がなくなる、

 

自分の辛い気持ちを分かってくれる人がいない

 

と感じることになりがちです。

 

 

ここまで子どもは追い詰められているのですが、

 

なぜ私達、大人は、子どもの身体的な不調で休ませることには抵抗がないのに、

 

精神的な不調で休ませることに、ここまで抵抗があるのでしょうか?

 

 

 

私の場合は、

 

どんだけサボれば気が済むんだよ!

 

という言葉にあるように、自分は辛くても休まずに頑張ったんだから、

 

息子にも、お前も学校に行くくらい頑張れるだろうムカムカ

 

という怒りをぶつけているのですね。

 

 

そして、私はこんな風に親を困らせないように、一人で頑張ってきた。

 

なのに、何でお前は、私を困らせるんだムカムカ

 

という怒りもありますね。

 

 

じゃあ、何でそんなに辛くても頑張ってきたの?となると、

 

身体の不調と違って、心の不調は回復が分かりにくいから、

 

いつまで休めばいいのか分からない

 

このまま学校に行かなくなると、将来大変なことになる

 

そんな強い不安があって、子どもの辛さや苦しさに目を向けることができなくなります。

 

 

ここで、子どもが親に対して心を閉ざす決定的な不信に繋がるのかな…と思います。

 

 

ここでお子さんが決定的な不信感を持つと、

 

部屋にバリケードを張って閉じこもって、顔を合わせることもできない

 

暴力を振う

 

精神的、身体的な病

 

などに繋がりがちで、不登校を長引かせる要因になります。

 

 

 

UMIの講座やカウンセリングでは、お子さんの状態を客観的に見たり、

 

お子さんの気持ちが理解できるように、

 

親御さんの未処理の溜め込んだ感情を解放しています。

 

 

 

 

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応援ありがとうございました^^

 

 

 

 

 

 

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