● 夏休み明け不登校の実態、学校に行きたくない理由とは?
こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。
一年間を通して、夏休み明けに不登校になる割合が多いというのは、
耳にしたことがある方も多いと思います。
そして、様々な理由で、本当は学校に行きたくない、行けないのに、
学校に行かなくてはいけない と思い込んでいるために、
学校に行けない自分を追い詰めてしまった結果、
命を絶ってしまう というあまりにも悲しい事件になってしまうこともあります。
不登校の初期の対応は、私の経験からも本当に大切と思いますが、
お子さんが、学校を行き渋った時には、どのような対応をしたらいいのでしょうか?
フリースクールの東京シューレを立ち上げ、不登校の問題に30年以上に渡って取り組んでこられた
奥地圭子さんの記事がありましたので、一部ご紹介させてもらいますね^^
「不登校になる子で、『学校へ行きたくない』とはっきり言える子はほとんどいません。
なぜなら、子どもにとって学校は『絶対に行かなくてはいけない場所』であり『休むのは悪いことだ』と信じているからです。
ですから、多くの子は別の方法で訴えます」
奥地さんによると、子どもが学校に行きたくないときの代表的な初期サインは「おなかが痛い」「気持ちが悪い」といった身体症状の訴えだという。
「それ以外ですと、朝起きないとか、『宿題やっていないから学校に行けない』などと言い出すとか。
でも多くの親はそういうとき、子どもの言葉通りに受け取って『途中でつらくなったら保健室に行けば大丈夫』『連絡帳に事情を書いておくから大丈夫』というような解決法を提示しがちです。
そうすると子どもは、しぶしぶ学校へ行くことになります。でもこれは根本的解決法ではありません」
子どもも、学校に行かなければならない と強く思っているから、
言葉では、学校に行きたくないと言えずに、身体の症状で訴えてくるのですね。
わが家の息子も、登校しぶりの一番初めは、頭痛、腹痛、でした。
そして、私も、息子の言葉を額面通りに受け取って、
頭痛や腹痛に効く薬を飲ませて、何とか学校に行けるようにしたりと、
ここに書いてあるような対応をしてきたのですね。
多くの親御さんが、最初に通る過程だとは思いますが…
それは、私自身も 学校に行かなければならない という制限に縛られていたので、
何とかして学校に行かせなければならない
と思っていたからです。
この状況を経験した方は、すでにお気づきかと思いますが、
奥地さんも書かれている通り、根本的な解決方法ではありません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
「親だからといって子どものすべてをわかっていると思ってはいけません。
親がするべきことは、とにかく子どもの話を聞くこと。
我慢強く会話を重ね、子どもの奥底にある気持ちに耳を傾けてください。
そして、その状況によっては親も『学校を休もうか』と言ってあげられる勇気を持つことです」
奥地さんは「子どもにとって学校は『絶対に行かなくてはいけない場所』だと信じている」と語ったが、実は親もそう考えている。
だから焦ってしまうが、その焦りがさらに子どもを委縮させてしまうというのだ。
やはり、子どもの話や気持ちを、ジャッジせず共感して聞く
子どもの味方になる
ということに尽きるのですが、
親御さんに学校に行かなければならない という思いが強かったり、
学校に行かないことや、勉強に遅れる不安が強いと、
無意識のうちに、お子さんにプレッシャーを感じさせてしまったり、
落ち着いて、お子さんの気持ちや話を聞くことが難しくなります。
こんな時は、親御さんの心を見つめる、ケアする
ということが必要になります。
学校に行かなければ大変なことになる
という、親御さんの不安を緩めることと、
お子さんの気持ちを尊重するには、ご自分の気持ちを尊重する
お子さんの心の奥の気持ちを聞くには、ご自分の心の奥の気持ちを聞く
ということが大切になってきます。
不登校の親御さんは、不安を回避することに意識が向きすぎて、
本当の自分の気持ちが分からなくなってしまっている方が多くいらしゃいます。
とは言っても、具体的にどうしたらいいのか分からないという方、
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応援ありがとうございました^^
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