● お子さんと溝ができるのは、親御さんの強いポリシーのせいかもしれません
こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田まどかです。
2/12(月)に日テレの「深イイ話&しゃべくり007」 で、
いいところのお嬢様は本当に幸せなのか?
という特集をやっていました。
その中で出てきたのが、昨年惜しまれつつも亡くなった野際陽子さんの一人娘である
真瀬樹里さんでした。
樹里さんは野際陽子さんが38歳の時に高齢出産で生まれた
一人娘ということで、愛情深く育てられたそうですが、
とてもしつけには厳しかったそうです。
野際陽子さんの厳しすぎる教えは、「常に輝いていなさい」というものでした。
どんなに苦しいことがあっても、それを態度に出すことは許されなかったそうです。
機嫌が悪いところを見せると、注意されてしまうので、
家でも、気を許すことができなかったのですね。
野際陽子さんは、60年前に倍率400倍でNHKアナウンサーになりました。
「輝き続ければ幸せになれる」という強いポリシーがあったそうです。
しかし、子どもに求めるには高すぎるハードルだったんですね。
樹里さんは、お母さんに甘えられなくなり、壁ができてしまったと言います。
樹里さんが30歳を過ぎて、子どもの頃から抱えていたものが爆発しました。
樹里さんが、涙ながらに
「私はお母さんにずっと甘えたかった。
私はお母さんにただ、抱き締めてほしかったの。」
と思いを打ち明けると、
野際さんも
「そんなに寂しい思いをさせていたとは気付かなかった
ごめんなさい。ごめんなさい…」
と泣きながら謝罪したそうです。
それから2人は、本音で語ることのなかった30年間を取り戻すように交換日記を始めました。
2017年6月、野際さんは81歳で亡くなりましたが、
打ち解けてからの12年間は、樹里さんにとってかけがえのない時間だったそうです。
野際さんの、「輝き続ければ幸せになれる」という強いポリシーは、
それを貫けば、娘さんが幸せになれるという
強い愛情からくるものだったのですね。
でも、樹里さんからすると、輝いている時、輝いていない時も含めて、
「ありのままを受け入れてほしい、愛してほしい」
と思っていたんではないかな…と思います。
番組内では、
「ママは自分の心の中のこと、言えないでいることが多いですが、
これからは少しずつ樹里に聞いてもらいます。」
と書かれた、野際さん直筆のノートも映っていました。
こうしたやり取りの中で、
「お母さんの娘でよかった。心からそう思いました。」
と樹里さんは思ったそうです。
この番組を観て、改めて、
親の役目は、
子どもの成長を促そうと必死になることではなく、
子どもがありのままでいられる場所を用意する
ということなんだな…と思いました。
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【お知らせ】
3/10(土)に目黒雅叙園の「百段階段」(東京都指定有形文化財)
で開催される「雛まつり」見学ランチ会を予定しています。
ご案内記事は、後ほど公開しますので、
ご興味のある方、予定をチェックしてくださいね^^
応援ありがとうございました^^
★満員御礼!★
【日時】
2月18日(日)10:00~16:00(予定)
※映画終了後14時以降は、自由解散になります。
【集合場所・時間】
【上映会場】
杉並区下高井戸2-9-9
03-3324-1701
【内容】
・映画鑑賞「かみさまとのやくそく」・「介護講談(野生のかいご)」&昼食 (11時~14時)
・お茶会 (14時~16時)
※自由解散になります。
【参加費用】
3,000円 (映画鑑賞費用のみ、昼食代・お茶会代は含みません)
※当日のお支払いでお願いします。