先週の水曜日は月1のエッセイの勉強会で鎌倉へ。

 ウッ、鎌倉の小町通は修学旅行のシーズンともあって、沢山の人。

 

 鶴岡八幡宮前の若宮大路の横にある教室には、小町通は通らずに行く。

 この時季は若宮大路歩道の紫陽花がきれいだ。

 

 この建物の前もいつも可愛い花を置いている。

 

 「この紫陽花きれいね!」とエッセイ仲間のナカガワ氏と眺めていると、

 「その紫陽花は“ダンスパーティ”と言う名前なんだよ」と、通りがかりの年配の男性が、わざわざ自転車を止めて教えてくれた。

 

 「ほら、あっちにもあるよ」と先の方を指さす。

 聞けば、ボランティアでこの男性と仲間が植えたそうだ。

 

 「ハハハ、自分たちが植えた紫陽花を褒められて、嬉しかったんだろうね」と、こちらまで良い気分。

 

 教室の入口前の通路には、篤姫様が丹精した“カシバワアジサイ”が。

 

 それでは今日も早速、篤姫さまの折り紙をご覧くだされ。

 季節の花菖蒲。

 

 兜はちょっと季節はずれだが、兜を作る時期は彼女は忙しかったのだろう。

 

 

    カブトムシ? 兜つながり?

 

 このエッセイ教室のメンバーは6人。私が発起人で始めて14年になる。

 何度も書いているが、一番若い私が80歳、90代に突入したのが2人もいる割には、皆元気で殆ど休まずに教室にやってくるのには感心する。

 それだけエッセイが好きでこの教室が楽しいのだろう。

 

 ナカガワ氏やエサカ氏は定年退職以来のジム通いをまだ続けていて元気一杯。

 それでもやはり歳かなあ、と最近思うようになった。

 エッセイの内容が、である。

 85歳のキタムラ女史は最近、会社勤めをしていた時の想い出を書いている。原稿用紙は2枚だけと決めているので、書ききれなくて連載になっている。彼女は大学を出て定年まで勤めているので、女子では最高に近い地位に付いていたようだ。老齢になって過去の出来事のアレコレが懐かしく、書きたくなるのも納得できる。

 エサカ氏も現役時代は相当の地位にあった人で、今も凄い人脈を持っている人のようだが、絶対に我々にはその片鱗も見せようとしないのが尊敬に値する。

 そんな彼の今回のエッセイは『若い高齢者』。

 90歳の彼よりも年上の人で活動している人、例えば政界引退して書画や作陶に活躍する細川護熙さんやサックス奏者の渡辺貞夫さんの事を書いている。

 きっと彼等を目標に自分もまだまだ頑張るぞと思っているのだろう。今年、奥さんを亡くしたけど前向きで結構、結構。

 ナカガワ氏は自分の歳は頭にないと思う。絵を描くことや手品の講師として忙しそう。毎日がダンスパーティのようだ。

 

 この日、私は江ノ電で帰宅した。

 たまには私も写真に撮ってもらおうと(笑)、運転席の真後ろの座席に座る。

 

 御霊神社前の踏切

 紫陽花の時季は、紫陽花の中を走る江ノ電を撮りに来る人でここが混む。

 

  極楽洞(トンネルの名前)の出口

 (トンネルの先は極楽寺駅)

 一度、この赤い桜橋をトンネルの中から撮ってみたいと思っていた。

 この“極楽洞”は江ノ電唯一のトンネルで200m、レンガ造り。1907年竣工で、鎌倉市景観重要建築物。

 上の桜橋から極楽洞を出る江ノ電を撮る人は多いが、反対にトンネルの中の江ノ電から桜橋を撮った写真はあまり見たことがなかったので。

 桜橋から撮った極楽洞。(写真はネットから拝借)

 

 ゲッ、こんな所をキックボードで走っている。外人のようだ。

 

 鎌倉高校駅前の、『スラムダンク』人気で撮影者の多い踏切。

 車掌気分で手を振ってやろうかしら?

 

 江の島駅で停車している時も。

 「ハーイ、こんにちは♪」(言っていません)