今週の水曜日は月1の鎌倉での勉強会の日だった。

 段葛の桜は終わって新緑になっていた。青空だったらもっときれいだったのに。

 

 4月は修学旅行の生徒が多く、雨で可哀想。

 

 教室前のマンション階段のモッコウバラが、今年もきれいに咲いた。

 

 篤姫様の季節に合わせた折り紙を拝見するのが楽しみなのだが、今月は新しい折り紙はこれしかなかった。

 

 お身体でも悪いのかしら? いつもは新しい作品が溢れているのに。何かで多忙だったと言うこともあるけど・・・・・・。

 お庭はきれいに手入れされていたが・・・・・・。

 教室と本宅の間の庭。

 

 家の横の庭。

 

 今回の勉強会はエサカ氏の『川柳を読む』と言うエッセイから、川柳の面白さが話題になった。結局、川柳ほど難しいものはないというオチになったが。

 

 勉強会後の楽しみのランチは鎌倉駅前のお寿司屋さんへ。最近は寿司屋や蕎麦屋が多くなった。私はイタリア料理やフランス料理も食べたいのだが、齢を重ねると蕎麦屋や寿司屋が良いのかなあ。

 

 ランチの後は、私は英勝寺の白藤を観に行く予定にしていた。

 雨が降っていたせいか誰も付いて来ず。

 英勝寺の派手な通用門。幼稚園の門みたいだが正門は左の方にあって、特別な時だけ開いている。

 

 受付もこちら側に。

 門の内側から外を見たところ。私は左の低い入口で何度頭をぶつけたことか。

 

 通用門前にのびているこの小道の先の階段を登ると、右に白藤のある書院が、左に竹林が広がっている。

 八重桜は盛りを過ぎたが、落ちた花びらがきれいだ。

 

 山吹も咲いている。

 

 と、ところが、な、な~んと、目的の白藤がまだ咲いてナイ!

 

 3年前はこんなにきれいだったのに。

 

 

 3年前は4月28日、この日は4月24日。たったの4日違い。しかも今年は温暖で、例年より早く咲いた花が多いというのに。

 

 気を取り直して、せっかく来たからと境内を散策することに。鎌倉のたくさんの寺院の中でも私の好きな寺で何度も来ている。

 でもこの寺の境内は石段が多く、傘をさしているので歩行困難。ちょっと怖い。

 

 この場所を覗きにくるのも恐る恐る。

 実はこの場所、通常なら上から藤の花がぶら下がっているのだが。

 

 下の写真は以前に反対側の坂の上から撮った写真。この藤の花と仏が見たかった。

 

 この寺の創建は1636年で、驚くほど古い訳ではないが、仏殿、山門、鐘楼、祠堂、祠同門の5棟が国の重要文化財になっている。

 仏殿を山門からみる。

 仏殿の正面の窓を自由に開けて、好きなだけ仏様を眺められるのが良い。

 

 

 山門の前の通路から太子堂に行く石段がある。

 写真で見るより急で長いので、今回はパス。年寄の無理は禁物。いつもはこの上から、さっきの崖の藤の花と仏を見るのだが。

 

 最後に必ず入る私の好きな洞窟。 

      仏様のおわす“三霊社権現”の入口。

 

 

 この出口、一段がかなり高く、傘を持っているので登るのに難儀した。

 

 

 この日はなんだかついていない日だった。

 篤姫様の折り紙はないし、白い藤の花は咲いてなく、雨もやまない。

 

 ここで破れかぶれの川柳を一句。

    “白藤を 白い雨で ごまかされ”

 (初めてよんだ川柳ですから下手なのはご容赦)