先週、根府川のみかん農園のえい子さんからメールが来た。

 “お知らせ 28日19時から、4チャンネル日本テレビ鉄腕ダッシュで我が家の畑がでます。時間がありましたら見て下さいね”と。

 えい子さんは私のブログでも何回か紹介させてもらっているが、根府川の山でミカンを栽培し、駅の近くで小さな店を持つマダム。

 根府川駅は小田原駅の次の小さな無人の駅だ。私が彼女と友人になったのは、7年前に私が、根府川の地下にある釈迦如来堂を1人で見に行った時。帰りに彼女の店に入って話がはずんだ。

 

 その彼女、何故か時々テレビの旅番組に登場する。

 去年はテレビ朝日の『帰れマンデー』に出ていた。出演者に道をきかれてそれに答えるだけだが、普通のお客さんに接するときと同じように、盛んにミカンの試食を勧めるのには笑えた。

 

 数年前にもテレビ東京の“昼めし旅”に出た。

 これは突然にカメラを持った人が店にきて、お昼を食べさせてくれと言ったそうだ。

 が、そんなことでたじろぐ彼女ではない。畑の作物で色々な保存食を作っているので、栽培した芋から作った手作りのコンニャクを出したら驚かれたとか。

 友人とおかめ桜を観に行ったときも、レストランも無い所だからと急遽お握りを作ってくれる、そんな凄い人だ、彼女は。

 

 テレビ出演の知らせに、

 “え~、また出るの。楽しみ。ご連絡を有難う”と返信すると、

こう返ってきた。

 “いつもブログを拝見しています。相変わらずタフですねえ”と。

 ちょっと、ちょっと!

 “ナニをおっしゃいます。貴女には負けます”と返した。

 彼女以上にタフな女なんて知らない。

 

 そう言えば先日も奈良の従姉が電話をかけてきて、私が受話器を取るなり言った。

 「あら、良かった。居たんだ!」

 老齢の彼女はパソコンをしないが、娘が私のブログをみているようだ。そして、マドンナさんはいつも遊びに出かけているから、電話してもいないと思うよ、と言ったらしい。

 

 ブログを書くようになってからよく言われる。

 「ホントによく遊びに行っているねえ」って。

 行ってもいないのに言われるのは心外だ。

 3日か4日に1度、更新したブログに書いてあると、毎日のように感じるのだろう。週1で通う自彊術教室を除けば週に1度も出かけていないのに。

 

 でも珍しく、先週は3度でかけた。

 水曜日は勤めていた時の友人朝子さんとランチへ。秋田出身の彼女には何かと頂き物が多い。それで1年間の感謝を込めたご招待。

 お店は「若狭」と言う日本料理店。注文したのはコレ。2500円の割にはショボイ。

 

 店名の通り福井県出身の店。福井に長い間住んでいた父とよく来た店で、カニをよく注文した。

 今回もカニと思ったのになかった。あっても1万円だって!

 店の前にあるこの古いニセアカシアの樹が好き。

 

 

 木曜日は自彊術教室を休んで、若い頃に地域のボランティアとして一緒に活躍した友人3人と5年振りに会って、ランチを共に。全員70代の半ば過ぎ。

 3人ともに優秀な女性たちだったが、今も辛い現実に向き合わねばならない友人がいて、胸が痛んだ。

 

 金曜日は前回書いた大磯のオープンガーデンへ。

 土、日、月はスーパー以外には行っていない。

 ハイ、毎日出かけるなんてトンデモナイ!

 

 そう言えば、マンション内のツツジがきれい。

 

 

 何処かにツツジでも観に出掛けようかな!