昨日は友人のシモヤマさんと大磯のオープンガーデンに行った。
もうこれで何度行っただろう。知らないお宅の庭に入るのって、ちょっとミステリアス。
午前11時前、最寄りの駅に行くと、この沢山の人。
まただよ。どこかの区間で人身事故のため、11時過ぎの運転開始だって。最近の鉄道事故の多いことよ。
運転開始になっても混雑しているだろうと、30分ほど駅構内の喫茶店でしばし休憩。
最寄り駅から大磯までは11分。ゆっくりお茶を飲んで混雑の終わった電車に乗っても12時前に到着した。
先ずはランチと、駅前の“大磯迎賓館”へ。
ここはオープンガーデンの看板が立っているので、庭は見学自由。
旧木下別邸と呼ばれたこの建物は国登録有形文化財。
門の中に入ると、ジャスミンの良い香りが漂っていた。
建物の周り。
イタリアンレストラン
ここは何度か来ているので料理もよく知っているが、味よりも従業員の方々のもてなしがとても良いので、ここに来る。
窓からの景色もよし。
注文したのはビザランチ。2400円也。
野菜スープにパンナコッタのデザート、飲みもの付だ。
友人と別々のピザを注文してシェアする。
左のピザは湘南らしく、シラスと湘南ゴールドがのっていた。
ピザとの〇つながりではないが、大磯のマンホール。
「わ~、変わった樹!」とシモヤマさんが喜んでいる。ま、いつもの彼女のオーバーアクションだが、確かに変わっているので撮っておこう。
次に見学する所は決めていた。高麗山の麓にある“高来(たかく)神社”(1897年に高麗神社から改称)。以前から興味があった。
駅からタクシーで800円だったから歩いても行ける場所。
高来神社参道入口の狛犬夫婦(?)、なんか親しみがわく。
ママは子供をあやし、パパはサッカーでも教えようとしているのかな。
この参道入口の横に“慶覚院”というお寺があって、元々高麗寺の別院であったのが、明治の神仏分離によって高麗寺が廃されたので、千手観音像等の高麗寺の寺宝を守っている。
この日は12年に1度の千手観音像のご開扉をしていた。
慶覚院の後方の高来神社はひっそりと落ち着いた神社だった。717創建。
668年に高句麗が滅亡し、高句麗の王族若光が大磯に渡来して大陸文化を伝えた。
埼玉県の日高市、静岡県にも高麗寺がある。
毎年、『高麗王・若光ウオーク』というのがあって、大磯町の高来神社から日高市の高麗神社まで約100キロを歩くそうだ。
境内の町の天然記念物『シイニッケイ』。
スダジイ(樹齢300年)とヤブニッケイ(150年)の合体したもの。
スダジイの古木にヤブニッケイが根付いたらしい。
新緑と春紅葉のハーモニー♪
ナニワイバラ
わ~、とまたもやシモヤマさんの奇声が。大好きな花だそうだ。
さて、オープンガーデンはどこだと探すが見当たらない。
ここの家もきれいだけど、玄関先だし。
歩き疲れてお茶が飲みたくてウロウロしていたら路地裏へ。
右が喫茶店で、左が本屋。
凄い、昭和にタイムスリップ!!
この本屋は本だけでなく陶器やクラフト製品も扱っているようだ。
喫茶店。うーん、昭和も初期だなあ。懐かしい!
手前の外のテーブルで、美味しいあんみつを頂く。
結局、今回は1軒もオープンガーデンを見つけず。
5月にもあるので、その時は馴染みのガーデンに行こう。薔薇の季節だし。