一昨日、月1の勉強会に行くので鎌倉行の電車に乗っていると、こんな髪型の女性がいた。座席がたくさん空いていても座りもせず、個性的な佇まいが見事。
どんな大人になるのかな。
鶴岡八幡宮前の段葛の桜の蕾は固く、しばらくは咲きそうもない。
教室前のブロック塀はいつもきれいにお花で飾られている。
早速、教室内の篤姫様の作品をご覧あれ。この日は桜が満開。
チューリップも沢山。
この日のおやつはコレ。
お茶は篤姫様が用意してくれているが、おやつは殆どキタムラ女史が持って来てくれる。でも葉山夫人が参加するようになってから、葉山夫人も持ってきているようだが、礼も言わないので誰が持ってきたものだか最近は分らない。そういう仲間だ。
今月の始めの頃、エサカ氏の奥さんが亡くなった。
7,8年前から肺癌で闘病しているのは知っていたが・・・・・・。ジャズダンスの教室を開いていた活発な奥さんだった。
メンバーの中で一番若いのが80歳の私だから、6人のメンバーのうち3人は伴侶を亡くしている。2人は独身。夫婦健在なのは葉山夫人だけだ。
だからと言う訳でもないが、会の冒頭でエサカ氏にお悔やみを申し上げた後は、通常通り。エサカ氏も全くいつもと同じで、メンバーのエッセイにダメを出したり、冗談を言ったり。(心の中は涙でいっぱいだと思うのだが)
皆で山下飯店でランチをした後は、珍しくナカガワ氏が「大巧寺」に行こうと、最近は同行しないキタムラ女史と葉山夫人を誘っていた。
あれだけ元気だったキタムラ女史も足が弱ってきたようだが、「大巧寺」は駅から3分、彼女たちも珍しく一緒に。
大巧寺門前。安産祈願で有名なお寺だ。
ここは裏門。反対側の小町大路に面したちいさな門が正門。若宮大路に面しているので、それでは失礼だからと。(お尻を向ける方が失礼なような気がするが)。
私の好きな門前の松の木。
椿の多い寺なのでナカガワ氏は椿が見たかったようだ。
ヒマラヤユキノシタ
キブシ
「マドンナさ~ん、フキノトウがあるよ」とキタムラ女史が騒ぐ。私のフキノトウ好きを知っているものだから。
岩の間から顔を出しているなんて珍しい。
本堂(山門に向いている)。庭の木は“利休梅”
本堂内の天井がきれいだった。全部に鳥が描かれている。
本堂正面の山門。いささかみすぼらしい。
ここで3人とはお別れ。私は確かめたいものがあった。
それは大巧寺の山門を出て小町大路を右に行き、少し歩いた所にある本覚寺山門の仁王像。
左右の仁王像「阿形」と「吽形」。その左の吽形が手に持っている物は何か?
それを確かめにきた。
先日読んだ地方紙によると、持っているのは殺虫剤のベーブ。
像の修復後に熊蜂が像の小さな穴から入ってしまったので、ベープを手に持たせると蜂が来なくなったらしい。
う~ん、確かに左の仁王像はベープを持っている(笑)。
満足して寺の境内を通って帰ることに。裏門は駅に近いのだ。
ひゃ~、枝垂れ桜が少し咲いている。
例年は今頃が盛りだが、今年は開花が遅いので諦めていたのに。
2本ある樹の左側は全く咲いていないが、右の樹は五分咲。
桜を見せて頂いたことに感謝して、側の「しあわせ地蔵」にささやかなお賽銭を供えた。