Sさんから久しぶりに3人でランチをしない? と電話が来た。

 Sさんはマンションの同じ棟のママ友。両家ともに新築マンションに入居して、彼女の長男とうちの次男が小学生になった時、同じクラスに。それ以来40年の付き合いだ。

 同じクラスのママ友の仲良しはもう1人いて、棟は違うけど同じマンションのIさん。

 これがママ友3人組の始まり。

 

 去年は3人で2回ランチに行った他に、Iさんの実家のある江の島に行った。

 実家は江の島の仲見世通りで店をしているので、彼女のお兄さんが島内フリーのパスを貸してくれたっけ。

 

 昨日、ランチに行ったが、午前中はSさんと一緒に鵠沼伏見稲荷に初詣に。

 往きはバス、帰りは歩きで。

 

 鵠沼伏見稲荷

 青空に赤がよく似合う!

 

 オ、龍だ。縁起がイイ!

 龍の口から柄杓で手を洗っていたのが、コロナ以来、竹をとりつけて直接に手を洗うようにしているのが、優しい。

 

 神社の本殿に紅白の幕が下がっているのを初めて見た。3日の節分の行事のためらしい。

 

 豆まきは市長、地元に所縁のある阿武松部屋の力士やウルトラマンを演じていた森次晃嗣さん等がするらしい。時にはウルトラマンも。

 

 本宮で今年1年の家内安全を祈っていると、なにやら宮司さんがゴソゴソと。

奉納されたお酒が沢山! あれは豆まきの後に飲むのだろうと、Sさんとどうでもよい推測を。

 

 今まで気付かなかったが、社務所の松の木が凄い。まるで龍のようだ。

 

 社務所の窓口に去年まで鎮座していた看板猫のコウタがいない。

 (これは去年の写真)

 

 どうしたのかと尋くと、身体の調子が悪いそうだ。12歳とか。

 神社のアイドルがいないと、やはり寂しい。

 

 さて、帰りは歩きで、Iさんと待ち合わせのレストランへ。

 神社の境内は狭いのでさすがに私語は慎んでいたが、神社を出るとよく喋る私たち。

 割と新しい住宅街の中を歩くので、先ずは高級住宅の観賞から。

 

 湘南は温暖の地のせいか蜜柑の木をよく見かける。でも採られずに実の落ちている木もよくみる。

 「酸っぱいのよ、きっと」と半ば嬉し気に言う我々。

 

 大きな梅の木があるお宅も。

 

 12時、Iさんと待ち合わせの場所、イタリアンの“ディエーチ”へ。

 

 下の写真はネットから。

 なにしろ3人が集まると文字通り姦しい。

 お喋りに神経が行き過ぎて、店の写真も料理の写真も完全に忘れていた。

 たいした話ではないので話の内容も思いだせない。

 

 お料理は普通、可もなく不可もなし。1800円で前菜から主菜、ドルチェ、お茶もでるから、安い。

 お客はお断りするほど来ていたから、値段の安さと、他にお洒落な店がないからだろう。

 食事が終わっているのにお喋りで座を占領しているのも悪いので、2時ころ退席。

 

 次なるお茶の店は決まっている。

 ディエーナから海の方に2,3軒先の“KJ COFFEE”。

 

 ここが喫茶店だとは誰も思わないらしく、客のいるのを見たことがない。

 だって、本業は不動産会社だから。

 中に入ると喫茶の部屋。その奥の部屋は不動産屋さんの事務所。

 我々が入って行くと奥から事務員さんが出てきて、10種類もない珈琲、紅茶、ジュースのメニューを見せて、選ぶとその品を持ってきてくれる。お金はその時支払うがこれは250円。

 

 事務員さんが来るのはこの時だけ。

 後はどれだけ喋りまくって長居をしようとおかまいなし。

 姦しいおばさん3人組には最適の喫茶店。

 コーヒー1杯で2時間居て、外に出て来たときも、まだ喋っているオバサン達デシタ。